シンプルすぎる程のルールで読み合う楽しさを提供してくれるカードゲーム「モテるための12の方法」レビューと感想
2016/08/28
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名前 | モテるための12の方法 | デザイナー | kuro
Manifest Destiny |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 10分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 3~5人 |
「モテるための12の方法」ってどういうゲーム?
「モテるための12の方法」の紹介
カードゲーム「モテるための12の方法」は、モテるためにトレンドを読みながら自信のセンスを磨いていくシンプルなセットコレクションのカードゲームになっています。
山札からプレイヤー人数+1枚のカードが面になって出され、手番ではそれのどれかを取るか、もしくはパスをするかの二択しかありません。カードには青、赤、緑あり、数字が割り振られています。このカードの組み合わせによってセットコレクションになり点数が得られ、さらには一巡して取られなかったカードはトレンドという共通場札となっていきます。
ゲーム終了時に一番多い色のトレンドと同じ色カードを持っていれば数字分点数、一番少ない色のトレンド同じ色のカードはマイナス点、それとは別にセットコレクションのボーナス点数という感じで得点を出してゲームが終了します。
セットコレクションは色カードによって組み合わせが変わっていて、青なら同じ数字同士、赤なら合計が5になるように、緑なら連番などなど。ボーナス点数もそれぞれ違いますので、その場に合わせて欲しいカードは変わっていきます。
と、説明すると非常にシンプルすぎるほどにシンプルなカードゲームです。ルールを聞いたときには「それが面白いのか? どういう感じなんだ?」という思いになりましたが、実際に遊んで見るとこれがもう非常に面白い。
シンプルすぎるがゆえ、自然とそれぞれのプレイヤーの場札を睨むゲーム進行となっていきます。
セットコレクションがあるからこそ、それぞれのプレイヤーには欲しいカードにばらつきがありつつ、公開されているからどのカードを取るのかと非常に痺れるゲーム展開が巻き起こります。カード枚数もそこまで多くないのでカウンティングが簡単で、それを加味した戦略が楽しくじわじわっとした面白さがあります。
また、パスも非常に重要で、これを何処で使うのかというのがピリリとゲームを面白い物にしていますね。
先程も説明したとおり、共通場札としてのトレンド置き場にどのカードを送り込んでいくのかというのが非常に重要になります。もしもここの一番少ない色を自分が集めてしまったら。という所でほどよい思考戦がやりとりされるのはたまりませんね。
トレンドの色は集めたい。けれど集めるとトレンドに送り込めなくなる。このジレンマ感は良いと思いますよ。クニツィアゲームにどこか似ている雰囲気があると思います。
場を読み、カードを読み、自分の欲しいカードを取りつつもトレンド入りさせる。
ゲームのテーマである「モテ」にもきちんと合致していますし、すごく綺麗に、上手くまとまっていると思います。プレイ時間も短めながら何度も繰り返し遊べ、バランスも非常に良いです。トレンドを予想するビッティングの要素もありつつ、カードコントロールを常に意識できる痺れるゲームになっていますし、それが疲れない程度の軽さがほどよいです。
これだけシンプルなルールに読み合いの楽しさが提供できているのは素直に驚きました。お手軽なカードゲームとしても、ゲーマーズゲームとしても良いゲームだと感じます。
軽いカードゲーム、ジレンマを楽しみたい、場やプレイヤーの読み合いを楽しみたい人にはお勧めのゲームとなっています。非常に面白かったです!
名前 | モテるための12の方法 | デザイナー | kuro
Manifest Destiny |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
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