あれ、そっちにいくの!? アブストラクトボードゲーム「どうぶつサッカー」レビューと感想
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名前 | どうぶつサッカー | デザイナー | |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 15分 | 年齢 | 5歳~ |
プレイ人数 | 2~2人 |
「どうぶつサッカー」ってどういうゲーム?
「どうぶつサッカー」の紹介
ボードゲーム「どうぶつサッカー」はボールの動きに特徴のあるお手軽な将棋ベースのお手軽二人対戦ゲームとなっています。
ルール概要
手番では動物を一マス好きな方向に動かす事ができます。
動物にはコマのどこかにボールアイコンがあって、移動した先にボールがあれば、ボールをそのアイコンの方向に蹴る事ができます。
自陣の動物同士ではボールをパスしあい一気に場を動かすことができます。
これを繰り返し、ボールを先に相手のゴールに入れたプレイヤーの勝利になります。
ゲーム感想
将棋、というよりもコマ数を少なくして遊びやすくした「どうぶつ将棋」をベースとしたサッカーゲームとなっています。
面白いのが自陣コマの動きに制限がなく、中立のサッカーボールコマが制限を受ける、というところでしょうか。これによって将棋とはまた違うコマの動かし方、詰め方ができるようになっていて面白いゲーム展開になると思います。
ゲームが動くときは本当に一瞬で、一気にボールがパスの連携で動いたりして緩急がはっきりしているゲームだな、という印象でした。
個人的にはこのボールの動き、というのがなんとも予想しづらく、難しい。本作独自の思考の仕方みたいなのが要求されて、アブストラクト好きにはたまらない感じになっているのではないかなあという感想です。
ただ、マス数的に少なく、どうしても子供向けといった作品になっているため大人がやるとどうしてもちょっと物足りないかもしれません。もう少しマス数が多いものがあると色々なゲーム展開があり盛り上がるかもしれないなと思いました。
とはいえ、中々に面白いアレンジが加わった将棋ベースのゲーム。親しみやすいですし、思考型ゲームの導入にちょうどいいのかなと感じます。ルールも本当にシンプルですし、すぐに遊ぶことが出来る作品になっていますよ!
名前 | どうぶつサッカー | デザイナー | |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 15分 | 年齢 | 5歳~ |
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