極寒の地から生還を目指せ! 選択と供給のボードゲーム「スノウブラインド」レビューと感想
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名前 | スノウブラインド (Snowblind: Race for the Pole) |
デザイナー | |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 30~60分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 1~4人 | BGGスコア | 7/10 (406票) |
BGG重量 | 2/5 |
「スノウブラインド」ってどういうゲーム?
「スノウブラインド」の紹介
ボードゲーム「スノウブラインド」は、北極へと降り立った各国のチームのうち、だれが最初に北極点に到達できるかを競う資源の運用と消耗のゲームです。
ルール概要
ゲームの目的はできるだけ早く北極点にたどり着き、折り返して自分の調査船が待つベースキャンプに戻ることです。
手番ではアクションボードから1つを選択して実行します。この時、それに対応するダイスを1つ取ります。ダイスはアクションを行うごとに増えていき、所持しているダイスを全て振ります。
ダイスの数字により、その場所にいる隊員に被害が出ます。テントがあったり、他の隊員がいると耐えられる数字は大きくなりますが、それもアクションを繰り返してダイスが増えていくごとにリスクは上昇していきます。
ゲーム開始時に所持する資源をどうにか切り崩し、歩を進め、補給線を形成する。自然の厳しさを味わいつつも、リスクを計算してひたすらに前へと進み、北極点を見つけ、指定ラウンド以内にベースキャンプに戻れたプレイヤーの勝利となります。
ゲーム感想
非常にストイックでありつつも、斬新なメカニクスを搭載したゲームとなっています。
アクションを行うとラウンド内で沢山行動できる。けれどもそのたびにリスクは増え、資源は消費する。それぞれのアクションには実行最大数があって、どのアクションをどれだけ、どう組み合わせて運用していくのか。そのチキンレース感、逆ワーカープレイスメントとでも言うべきルールが本作のつらさ、きつさを支えています。
基本ルールはシンプルで、ドイツゲームらしいドイツゲームとなっていながら、不思議なプレイ感が常にありますね。
北極点を目指し帰ってくる。その先頭を支えるためにどう補給線を形成していくのか……。その両立の難しさと言ったら。まさにどこまでリスクを計算できるのか。ソードオフの問題に頭を悩ませる事になります。
アートワークもなかなか素晴らしく、色あせた世界で牛歩のように歩くコマ達が苦しそうに埋めているのが見えるようです。
目新しさはなく、けれども新鮮。そんなゲームです。フレーバーにびびっと来る人は多いのではないでしょうか。運の要素がある程度ありますのでゲーマーズゲームとは言えませんが、王道ドイツゲーム好きにはハマるゲームであると思います。
アートワークとフレーバーに惹かれたらぜひともプレイしてみてください。面白いですよ!
名前 | スノウブラインド (Snowblind: Race for the Pole) |
デザイナー | |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
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