大人数で遊べる変則大富豪なパーティーカードゲーム「ヴァンパイアクイーン」レビューと感想
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名前 | ヴァンパイアクイーン (Vampire Queen) |
デザイナー | ヴォルフガング・クラマー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 30分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 3~12人 | BGGスコア | 6.3/10 (38票) |
BGG重量 | 2/5 |
「ヴァンパイアクイーン」ってどういうゲーム?
「ヴァンパイアクイーン」の紹介
カードゲーム「ヴァンパイアクイーン」はカードを出しながら手札をなくしていく事が目的ながら、様々な特殊カードと大人数で遊べる事が特徴の変則的大富豪パーティーカードゲームとなっています。
ゲーム概要
ゲームの目的は手札をすべてなくすこと。まず親がカードを出します。この時複数枚出すときは数字がすべて同じでなくてはなりません。
親がカードを出したら、時計周りに次の人に手番が回ります。手番の人は親の出したカードよりも上のカードが出せるなら出し、出せないならパスします。この時複数枚のカードが出されていたら、同じ枚数のカードを出さなければなりません。出したくない場合パスもできます。
これを繰り返し、最終的に手札がなくなった人がそのラウンドの勝者となり、それ以外の人は手札の数字の合計がマイナス点となってしまいます。
このゲームでは特殊なカードが二枚あって、それがヴァンパイアハンターとクイーンです。
ヴァンパイアクイーンはジョーカーのような役割。単体だと最強、他のカードと組み合わせて出すとその数字扱いになります。
ヴァンパイアハンターはもうちょっと特殊です。まず親の状態でしか出すことができません。また、このカードは出すと特別なラウンドに移行します。ハンターラウンドでは、誰も手番をパスできなくなり、いずれかのカードを出さなくてはなりません。この時、ハンターが0、クイーンが1として数え、すべてのカードでカードの大きさを競い、一番大きな数字を出したプレイヤーが場に出たすべてのカードを受け取らなくてはなりません。
これにより大量のカードが手札に来てしまう、しかし手札によっては逆転のチャンスにもなる、というなんとも面白く盛り上がるカードゲームになっています。
ゲーム感想
プレイ人数12人まで。ルールも基本的にはわかりやすく、常に場に見えているヴァンパイアハンターがいつ動き出すのか戦々恐々としながらも盛り上がるカードゲームですね。
イラストもなんとも雰囲気があってかっこいいです。
基本的にはカードを出しきればそのプレイヤーの勝利、となるわけですが一度に複数枚のカードを出していい、というルールがそのまま連続親手番を獲得できるチャンスにもなるため、最後まで気が抜けないゲームになっているなと思いました。
大人数で遊べばハチャメチャカードゲームとなり、少人数で遊べばハンターやクイーンが動きまわる戦略的なゲームになります。
それぞれ、遊ぶ人数によって大きくゲーム性がかわり、どちらも違った面白さがあります。
ゲーム自体のテンポも非常に良く、さくさくっと楽しめます。何ゲームも繰り返して遊ぶタイプのゲームのため、リプレイ性も高く、飽きづらいです。特殊カードも二種類しかなく、わかりやすいのが非常に良いですね。
少人数でも大人数でも楽しい、誰でも楽しめるパーティー系カードゲームを探しているならおすすめです。面白いですよ!!
名前 | ヴァンパイアクイーン (Vampire Queen) |
デザイナー | ヴォルフガング・クラマー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
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