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うお-!! ゾンビが大量に沸いて出る!! 立体ボードが新しいボードゲーム「ゾンビタワー3D」レビューと感想

      2016/01/21

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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ゾンビタワー3D デザイナー川上亮
秋口ぎぐる
宮野華也
おすすめ度★★★☆☆ ルール難易度★★☆☆☆
運要素★★★☆☆ 知略・思考要素★★☆☆☆
プレイ時間45~60分 年齢10歳~
プレイ人数3~4人

「ゾンビタワー3D」ってどういうゲーム?

「ゾンビタワー3D」の紹介

ボードゲーム「ゾンビタワー3D」は、立体的なマップが特徴のソロゲームライクな協力ゲームとなっております。ゾンビ映画にありがちな閉鎖的な空間でのサバイバルが体験できます。

タワー!! 標準的な箱から飛び出るように出てくる立体的な組み上げ式のマップが印象的ですね。このマップを舞台に戦っていきますよ!! この点でワクワクする人は多いはず。この見た目、インパクトは中々に良い感じなのではないでしょうか。

キャラクターコマはフィギュアではありませんが自立しており、ゾンビ、生存者コマはチップで表現されます。プレイヤーは3あるアクションポイントを使いビルをうろつきながらゾンビから逃げ、もしくは倒しつつ生存者を助けサバイブします。各階には様々なアイテムが隠されており、それらを集めながらゲームを有利に進めていきます。

ボードから見て分かるとおり、他のプレイヤーが何をしているのかわかりません。お互いに声を掛け合いながら全員での生存を模索していきます。

マップには数カ所スリットがあって、ここにカードを差し込むことによって他のプレイヤーとアイテムを受け渡しする事が出来、中々ギミックにも工夫が見られますね。

毎ラウンド増えていくゾンビ、多様なアイテム、それぞれに配られた目的カード。様々な要素を利用しつつもクリアを目指すのが大切ですね。

さて、見た目のインパクトはありますが、協力ゲームとしてはわりとオーソドックスという感じでしょうか。というよりもパンデミック、フラッシュポイントよりも難易度は低めという感じです。二作品と比べるとゾンビが増えるのはほぼ一定量ですし、大きなアクシデントといったものは起こりません。

アイテムカードを探索で引いてこないとゾンビを倒せませんが、それによって難易度が引き上げられると言うよりも、物理的にクリアが不可能になるというバランス調整がされており、そこをどう感じるかというのはプレイヤーの好みというところでしょうか。ゾンビ映画っぽくはあります。

また、生存者の数、小目的カードを達成すると勝利点があり、これによって他のプレイヤーといかに貢献できたかを競う事が出来るようになっていますが、これはどうなんでしょう。協力ゲームなのに勝利点を競うというのは・・・。ほかのプレイヤーが見えませんし、干渉は基本的にできませんのでソロゲー感が強く、ゾンビ映画独特の孤独感はあるのかなという感じはします。

それぞれの状況が見えない事により、危機感が薄く、少々中だるみを感じる事があります。とはいえ見えない所で悲鳴を上げるプレイヤーがいるので割と楽しく盛り上がれるゲームにしあがっていると思います。

欲を言えばせっかく3Dで仕切り兼マップがあり、壁の向こうに他のプレイヤーがいますし、キャラコマは立っているので、マップに横一線にスリットを設けここから他のプレイヤーが見えるようにし、銃などの武器は支援攻撃が出来るなどの要素があればもっとワーワーできたのになと思いました。

今の所、3Dである必要性はあまり感じず、それぞれが隔離されているからこそ! といったようなメカニクス的な驚きは特にないのが凄く残念です。協力ゲームとしては問題無く楽しめます。

かわいいイラスト、ゾンビ、協力ゲーム、パーティーゲーム、ほどよい難易度が好きといった方にはオススメかと思います。

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ゾンビタワー3D デザイナー川上亮
秋口ぎぐる
宮野華也
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