発想と想像力だけで遊ぶコミュニケーションゲーム「ディクシット」レビュー
2016/01/21
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| 名前 | ディクシット (Dixit) |
デザイナー | ジーン・ルーイー・ラウビラー |
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★☆☆☆☆ |
| プレイ時間 | 45分 | 年齢 | 8歳~ |
| プレイ人数 | 3~6人 | 2010年 ドイツ年間ゲーム大賞 | 大賞 |
「ディクシット」ってどういうゲーム?
「ディクシット」の紹介

「好きなボードゲームは何?」と言われると、カタンとこのディクシットを上げるくらい、ディクシットは好きです。ディクシットには難しいルールは一切無く、一度の説明でこのゲームの全てを理解できます。カードが80枚程度あり、そこには様々な絵が描かれています。ディクシットには文字も、数字も、アイコンもありません。ただ絵が描かれているだけ。それだけに想像力がビシビシ刺激されます。
手番の人は語り手として、手札から一枚カードを選び、そのカードを表す言葉、もしくは歌を一つ宣言します。
「秋の夕焼け」
「海の涙」
「アップデート」
「~♪(ハミング)」
好きに何でも。とにかくそのカードを表す何かを皆に伝えて、皆もそれに合わせて手札からカードを出す。
あとは適当にシャッフルして皆の前で開示します。4人いたら4人分のカードが出されて、そこから語り手が出したカードを探して当てる。基本的にはそれだけのゲーム。ただ、ゲームとして成立させるために、全員にピタリと当てられると点数が貰えない、あまり難しくてもまた点数が貰えない、という感じでちょうどいい塩梅のテーマを出さなくてはいけない。
このルールがほんとうに良く出来ていて、本当に色々と面白い言葉が出てくる。その人となりの何かに基づいた言葉は、とてもおもしろく想像力を掻き立てる。また、それに合わせてだされる皆のカードもまた面白い。
カードが出されて答え合わせした時の「私はそれをこう解釈して、だからこのカードを出した」という感想戦も楽しい。
コミュニケーションゲームとしての一本
プレイ時間に「45分」とあるが、それはきっちり最後まで遊んだ場合。このゲームで一番楽しいところは、お互いがどういうカードを出してどういう想像をしたかという部分。そこから始まる会話。ゲーム会などで次に何かするかを迷ってる時、微妙に次のゲームまで時間がある時、そういう時にさくっと初められてサクッと終えることが出来る。
ただし、絵柄はどれも特徴的でイマジネーションを刺激してやまない分、同じ面子で何度も遊ぶと答えが固定されてきたり、新しい言葉を見つけるのに大変になってくる。新しく顔を合わせた人と仲良くなる、毎回面子を変えて遊べる場所があるなら、このゲームはパーティーゲーム・コミュニケーションゲームとしてもってこいだと思う。
その汎用性の高さ
このディクシット、とにかく汎用性が高い。特にストーリーテリング系のゲーム。TRPGなどにはとても相性が良い。創作活動などにも良いだろう。とにかく刺激を受けて新しい発想を得る事に役に立つので、一つあるとついつい手を伸ばしてタロットのようにめくってしまう。
絵柄も芸術性が高いので、インテリアとかにしてもいいかもしれない。
総じて、頭をあまり使わずその時その時の瞬発力だけで遊べるので色々な場面で役に立つと思う。おすすめです。
適正人数は4人、最大人数は何人でも
3人から遊べるとなっているが、実際遊ぶと4人くらいは欲しい。また、6人までとなってはいるけれど、別にチップなどを使えば何人でも遊べる。カードを並べてそれぞれ指さしして、点数を配れば問題ない。
たくさんいれば居るほど色々なカードが出て何倍にも楽しくなるのがdixitというゲームだ。また、拡張も出ているのでどんど買い足していくのも良いだろう。ルールは簡単なので、拡張だけを買って行ってディクシット本体は買わないというのもまた、アリだろう。
| 名前 | ディクシット (Dixit) |
デザイナー | ジーン・ルーイー・ラウビラー |
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
| 運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★☆☆☆☆ |
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| プレイ人数 | 3~6人 | 2010年 ドイツ年間ゲーム大賞 | 大賞 |
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