さっくり遊べるダイスゲーム！　軽めなゲームならこれ！　「戦国時代」レビュー

とにかくシンプルなダイスゲームとすればこれでしょう。剣や兜などが掘られているダイスが8個。そして点数にもなる色とりどりなお城カードが10数枚程度。これだけ。とりあえずダイスを振って、対応しているお城カードの条件に合うように当てはめていく。これだけ。

ダイスを振り、でた目を睨みつつも高得点の城を落としていく。そのままでは他人に城を取られるので、そうさせないように同じ色のものを集めるとだれからも取られないように出来ます。

ダイスを振る、という行為に特化しているところはヘックメックと同じですが、これはさらにシンプルになっている感じです。とにかくルールがシンプルで、わかりやすい。ボードゲームとして評価すると、あまりにもダイスゲームになりすぎて駆け引きとかが不足して淡々としがち、出目が悪いといつまでもゲームが進行しない。という感じにはなるんですけれど、逆にいうとダイスをの出目で一喜一憂できる、カジュアルなシチュエーションだとこれくらいシンプルなほうが良いかなと私は思います。

とりあうのが城カードというのも良いですね。恐らく小学生低学年とかは特に大興奮で遊べると思います。

目的がはっきりしてるならおすすめ

多人数で幅広い年齢層で遊んだり、パーティーや飲み会やカラオケなどでサクッと遊ぶなどカジュアルなパーティーゲームを探しているならこれはお勧めです。ダイスを転がすっていう動きがあって盛り上がりますし、コンポーネントもしっかりしています。アクションとコンセプトがしっかりマッチしているので違和感は無いですし目的もわかりやすいです。頭も使わず直感で遊べるので向き不向きもありません。

数字も点数以外は扱わないので、アドバイスしながらやれば幼稚園とかの子供でも問題なく遊べちゃえるでしょう。六人までカバーしているのも大変良いです。皆でじゃらじゃらワイワイ、ながら作業で雑談しつつ、あんまり本気にならずに遊べるのもこのゲームの魅力かと思いますよ。

おすすめ度としてちょっと低いのは、やはりシチュエーションをちょっと選ぶかなという感じですかね。私自身はこういうカジュアルなのも大好きなのですけれど、ガッツリ遊びたいという人には向かないかもしれません。