競りが熱い! モアイを置いてく陣取りゲーム「オロンゴ」レビュー
2016/06/17
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名前 | オロンゴ (Orongo) |
デザイナー | ライナー・クニツィア |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 40分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 2~4人 | BGGスコア | 6.6/10 (164票) |
BGG重量 | 2.3/5 |
「オロンゴ」ってどういうゲーム?
「オロンゴ」の紹介
イースター島に自分のモアイを立てていく!! なんともわかりやすいテーマのゲームで、コンポーネントがなんとも可愛らしいです。プレイヤーはそれぞれの手にモアイを5つ持ちます。5つを全て起ききり、ボードの隅に置かれている6つめのモアイを建てられた人の勝ち。
モアイを立てるためには、ボード上に出現する様々な資源を確保して消費する必要があります。場所を確保するには色のついた透明なチップを、消費するにはかわいい貝殻を置いていきます。各々十数個の貝殻を最初に保持していて、チップを幾つ置けるかは貝殻を使った競りで勝つ必要があります。
この競り部分がなんともヒリヒリしますね。競りで勝つと三枚のチップを置けます。けど一番になると貝殻を支払わなくてはならない。二番目以降は貝殻を払う必要がありません。支払われた貝殻はどんどんプールされていって、一個も貝殻を提示しなかった人が総取りしていきます。いつ支払うのか、いつ引き取るのか。その選択肢がなんともジレンマを生みます。
競りと陣取りが上手く組み合わされていて短い時間ながらガッツリゲームを楽しむことが出来ます。貝殻は競りでも使うしモアイを立てるのにも使いますから、どこでどれだけ使うのか。基本的には二番を狙い確実にチップを置きつついざというときには競り勝ちにいく。そういう遊び方がいいのかなとか思ったりしました。
島の外周にどんどん建てられていくモアイがなんとも言えずカワイイですし、貝殻がどんどん置かれていくのもまたかわいい。どんどん減っていく貝殻に競りへの緊張感がどんどん募るのもヒリヒリしてしびれます。一つ一つの要素がコンパクトかつ合致していて遊んでいてワクワクします。
運要素もありますが、競りや陣取りで割とガッチリ殴り合いしますので、ゲーマーズゲームになるでしょう。コンポーネントの可愛さと裏腹になかなか人を選ぶゲームかなとも思います。
名前 | オロンゴ (Orongo) |
デザイナー | ライナー・クニツィア |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 40分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 2~4人 | BGGスコア | 6.6/10 (164票) |
BGG重量 | 2.3/5 |
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