ダイスの数は何個でしょう!? 統計と心理戦のダイスゲーム「ブラフ」レビュー
2016/01/21
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名前 | ブラフ (Bluff) |
デザイナー | リチャード・ボーグ |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 15~30分 | 年齢 | 12歳~ |
プレイ人数 | 2~6人 | 1993年 ドイツ年間ゲーム大賞 | 大賞 |
「ブラフ」ってどういうゲーム?
「ブラフ」の紹介
ボードゲーム「ブラフ」は、その名通り心理戦に特化したボードゲームです。
手元のカップにはダイスが五個入っていて、それをシャカシャカ振り、周りの人にわからないように自分だけが見ます。ダイスは普通のダイスとは違い、6にあたる出目だけ「☆」になっています。☆の出目はワイルド扱いでどの数字にもなります。5が二個、☆が一つあれば、5は三つと数えます。
そうしたら手番の人は、自分のダイスをふまえてどの出目が何個有るのか。中央のボードを使って宣言します。「5はこの中に10個はある!!」という感じで。そうしたら次の人は、その宣言が本当か、それとも嘘かどうかを判断します。嘘、つまり実際は10個に満たないと思うなら「ブラフ」と宣言。全員が手元のカップを公開して数を公開します。10個はあると思うなら、前の人がした宣言をつり上げる必要があります。基本的なルールはこんな感じで、つり上げルールや☆の数を宣言する場合もあるといった細かいルールもあるのですがそれは割愛します。
この数字をつり上げていく。ブラフかどうかを判断する。その単純な選択肢がとてもヒリヒリする良いゲームです。
ゲームが進むにつれてどんどんダイスが減っていくので読み合いが加速し、単純にワクワク・ドキドキできるのが楽しく、盛り上がります。昔からあるパーティーゲームで定番でもありますが色あせない楽しさ。運の要素はダイスを使うので勿論あるのですが、使うダイスが減っていくのと自分のダイスしか見えないと言うことで推理の余地があり、本質であるブラフによる心理戦が加速していく独特の遊び味があります。
ダイスがなくなると負け抜けになり手持ち無沙汰になるので、軽く遊ぶ場では一人から二人抜けたらリセットするなど予め決めておくと良いでしょう。
統計の知識、ダイスの出目確立などを知っておく必要があり、それにより判断が変わりますが、そんなの気にせずワイワイ楽しむのもまた正解というなんとも懐の広いゲームになっています。なにより、単純にダイスをガシャガシャ振るのは賑やかで楽しいです。
こういう発声が必要なゲームというのはコミュニケーションも加速し、その場に居る人同士で和気あいあいと遊ぶ事が出来るので好きですね。良いゲームです。
名前 | ブラフ (Bluff) |
デザイナー | リチャード・ボーグ |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
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