これとこれと……、あれ!? 組み合わせが悩ましいお手軽リアルタイムパズルゲーム「ディメンション」レビューと感想
2016/11/26
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名前 | ディメンション (Dimension) |
デザイナー | ロージー・ルーチェ |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 30分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 1~4人 | BGGスコア | 6.8/10 (614票) |
BGG重量 | 1.4/5 |
「ディメンション」ってどういうゲーム?
「ディメンション」の紹介
ボードゲーム「ディメンション」はラウンドごとの条件に合わせてボールを積み上げていく手軽ながら時間と配点が悩ましいゲームとなっています。
ルール概要
それぞれのプレイヤーは手元に白、オレンジ、緑、青の四色のボールをそれぞれ3つずつ持っています。
ラウンドの最初に、このラウンドでどのようにボールを積み上げていくのかという条件カード提示されます。条件には様々な物があって、「赤の上に他のボールがあってはならない」「白と緑はくっついてはいけない」「白は2個使う」「青と緑は合わせて四個使う」という感じです。
条件を確認したらラウンド開始。砂時計の砂が落ちきる前にボールを積み上げていきます。一段目に7個、二段目に3個、三段目に一個置くことができます。
時間が経過したら、点数計算が始まります。積み上げたボールの数がそのまま点数になり、そこから条件にそぐわないものがあれば条件カードごとに点数が減らされます。また、すべての色を使い、全ての条件を達成することができていたら特殊トークンがもらえます。それを六ラウンド繰り返したのち、最終得点計算をして、一番勝利点の多いプレイヤーの勝利となります。
ゲーム感想
お手軽なプレイ感ながら、時間内にどうボールを積み上げていくのか。今の条件に合致するようにできるだけ点数を獲得するように動いていくのが大切になってきます。
いくつもある条件を睨みながら、あーでもないこうでもないと考える楽しさ。
一番上までボールを積むと点数は高いけれど、でもそうると条件は達成できなくて逆にマイナス点をもらってしまう可能性もあったり、といったような形になったりしてしまってそれが非常に悩ましいゲームとなっています。
ラウンドを繰り返していく中でどんどんいろいろな置き方ができるようになってくる楽しさもありますし、リアルタイムのアクションゲーム的な楽しさも味わえます。
パズルゲーム好きはもちろん、見た目のキャッチーさ、ちょっと特殊なコンポーネントが放つ雰囲気にピンと来たら本作はおすすめと言えるかと思います。
プレイ時間も短めで、ルールもそこまで難しくなく、さくっと楽しめるのが本作の大きな魅力であります。
ファミリーゲームとして、パズルゲームを探している人におすすめです。プレイヤーの構成によって難易度を簡単に変更できますので、本当に色々な層にヒットする作品だと思いますよ!
名前 | ディメンション (Dimension) |
デザイナー | ロージー・ルーチェ |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
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