家を立ててオオカミに怯えろ!! 童話が題材の子供向けダイスゲーム「三匹のこぶた」レビュー
2016/06/25
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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | 三匹のこぶた (Tales & Games: The Three Little Pigs) |
デザイナー | ローラン・パウチャイン |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★☆☆☆☆ |
プレイ時間 | 20分 | 年齢 | 7歳~ |
プレイ人数 | 2~5人 | BGGスコア | 6.6/10 (1024票) |
BGG重量 | 1.2/5 |
「三匹のこぶた」ってどういうゲーム?
「三匹のこぶた」の紹介
童話を題材にした子供向けダイスゲーム。箱が本の形をしていてとにかくかわいい。
手番ではとりあえずダイスを振ります。その時にでた目によって、家を立てるためのタイルを購入できます。扉なら土台、窓なら中間、屋根なら最上部。基本土台と最上部があれば家が完成するわけだけれど、中間の窓を使えばどんどん大きくできます。ダイスは転がしたら任意のダイスを確定させて、残りを振ることが出来るというダイスゲームではオーソドックスなもの。
ここでオオカミが出ると、それは強制確定。おおかみが二個出ると、その時点で今までのダイスが全てなくなります。その変わり、人を指定してルーレットを回して、その人の持っている家を吹き飛ばすことが出来ます。
単純に失敗ではなく、他人の点数を無くすことができる可能性があるというのがなんとも面白いですね。子供向けとはいえ、ダイスによるランダム性と、相手を邪魔する事ができる仕組みによって中々に盛り上がります。
コンポーメントも可愛らしく、さくさくっと遊べるのも良いです。自分の手元で家が組み上がっていくのはなんとも楽しげですし、イラストもとてもかわいらしい。ルーレットを回すのもドキドキします。頑丈なレンガの家を組み上げるか、藁の家で量産するのか。簡単な戦略性もありつつ、けどそれが一気に壊れるかもしれないという焦りが生み出されているのはいいと思います。
単純なダイスゲームには収まらず、かつシンプルに収まっていてプレイ時間も短くテンポも良い。他の人の行動の絡みもキチンとあって、騒ぎながら遊べます。あと、ルールとしてはルーレットは息を吹きかけて回すそうです。それはそれでどうなんだって思いますが、そういう思い切りの良さも子供向けって感じでいいですね。
このシリーズ、他にも童話関係で色々だしていて、どれもシンプルながら一工夫があって面白いです。
※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | 三匹のこぶた (Tales & Games: The Three Little Pigs) |
デザイナー | ローラン・パウチャイン |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★☆☆☆☆ |
プレイ時間 | 20分 | 年齢 | 7歳~ |
プレイ人数 | 2~5人 | BGGスコア | 6.6/10 (1024票) |
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