あれ、これ積んだっけ? 記憶と計画性に翻弄されるボードゲーム「帆を上げろ」レビューと感想
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名前 | 帆を上げろ (Alles an Bord?!) |
デザイナー | カルロ・ロッシ |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 30分 | 年齢 | 7歳~ |
プレイ人数 | 2~4人 | BGGスコア | 6.2/10 (17票) |
「帆を上げろ」ってどういうゲーム?
「帆を上げろ」の紹介
ボードゲーム「帆を上げろ」は、条件として出された貨物要件を見ながら誰よりも早く効率よく貨物を積み込み、お金を稼いでいく記憶とアクションのゲームになっています。
ルール概要
テーブル中央には貨物タイルがどっさり。その周りには要件カードが出されます。
要件カードには、貨物を何かと交換する、という条件が描かれています。商品だったり、お金だったりします。
ラウンドが開始されたら、そのカードを見ながらほしい貨物を自分のボードに載せていきます。ボードには積載量に上限がありますので、上手く、効率よく積み込んでいく必要があります。また、リアルタイムで全員が一斉に貨物を取り出すので、優先しないといけない貨物を決めたり、ほしい貨物をすぐに取っていかないと、あっという間になくなってしまいます。バーゲンみたいですね。
それが終わると、カードを集めて、1つずつ公開していきながら貨物をお金や商品に実際に交換していきます。
先程も言ったように、詰める貨物には限りがあります。なので、対応しない要件も出てきます。1枚ずつ出てくるので、あれはやるべきだっけ? これをやるべきだっけ? と思い出しながら処理をしていく必要があります。
記憶と計画性に翻弄されつつも、最終的に最も多くお金を集めたプレイヤーが勝利します。
ゲーム感想
典型的な記憶アクションゲーって感じなんですが、ゆるくもありつつ、どれを取るか計画性を立てつつ、たくさんある覚えきれない要件に翻弄されちゃう。そんなゲームです。
あれをやるべきだっけ? それともこれだっけ? なんて。
組み合わせを間違えて、必要ないものを交換しちゃったりすると悲惨。そんな楽しさが詰まったゲームだと思います。
基本的にはシンボルで、必要な貨物を好きなように詰め込んでいくだけ。という感じなので、子供は結構好きそうな感じです。ただ、大人がやるにはちょっと物足りないかな、という印象もあります。
もうちょっとわちゃわちゃっとした感じが欲しいかな、というのが正直なところ。
ただ、答え合わせの時の「あー!! それだったわー!!!!」という盛り上がりはありますので、そういうのが好きな方にはゲームの合間の息抜きゲーとして良いのではないかなと思います。
シンプルですぐに楽しめるゲームです。見た目もバブリーな感じでタイルどっさり。豪快なゲームだと思いますよ。
名前 | 帆を上げろ (Alles an Bord?!) |
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---|---|---|---|
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