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そこは俺の線路だ!! 線路の引き合いによる陣取り合戦「チケット・トゥ・ライド:アメリカ」レビュー

      2016/06/27

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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前チケット・トゥ・ライド:アメリカ
(Ticket to Ride)
デザイナーアラン・ムーン
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★☆☆☆☆
運要素★★☆☆☆ 知略・思考要素★★☆☆☆
プレイ時間30分 年齢8歳~
プレイ人数2~5人 BGGスコア7.5/10 (42060票)
BGG重量1.9/5 2004年
ドイツ年間ゲーム大賞
大賞

「チケット・トゥ・ライド:アメリカ」ってどういうゲーム?

「チケット・トゥ・ライド:アメリカ」の紹介

初めてボードゲームを始める人にとりあえずやらせるタイトルとして「チケライ」を上げる人は多いのではないでしょうか。それくらいポピュラーのボードゲームとなっている感があるタイトルです。

ゲーム開始時に、まずプレイヤーは目的地カードを持ちます。ここにはゲーム中に線路を引くべき駅が指定されていて、線路をひいたりその目的を達成することにより点数を稼いでいくというもの。じゃあ線路を引くにはどうするのか。ボードには赤や黄色や黒などでマス目が指定されていて、それだけの数の色カードを出せば線路が引けます。手札に上限はなく、二枚ずつカードをとっていけるため、特に難しいところもありません。

ひたすらカードを集めつつ線路を引いていって、自分の目標を達成するために動きます。

そしてこの「チケライ」、いくつかタイトルが出ていて「アメリカ」はその第一弾。一番ルールがシンプルです。その分ガッチガチの殴り合いになってしまいます。まず、駅から出る本数は大体4から5本くらいあるのですが、皆の目的地がかぶるともう皆でそこの取り合いになります。最大人数である5人で遊ぶと、線路の取り合いが加速し、カードを引いている暇が無い状態に。一度引き始めるとひたすら線路を引いていくチキンレースが展開してもう大変。かなり熱い引き合いが展開されてめまぐるしく状況が変わります。ここがもう楽しい。

陣取りゲームとしても楽しめつつ、線路を引いていくというネットワーク構築の要素もあるため、色々なスタンスで遊べる窓口の広いゲームだと言えます。

二人で遊ぶとお互いの手の読み合いに、皆で遊ぶとチキンレースに。人数によってゲーム性が変わるのも大きな魅力。

これが五人プレイの最終図。それぞれのプレイヤー、逃げ惑うように迂回したり相乗りしたり、まるで現実の線路図のように複雑な配置になっているのがわかります。

プレイ時間も短めで、覚える事も少ないためすぐにゲームを始めることができます。ゲームについてくるルールが書かれた紙は一枚に収まっていますし、点数を取る方法もシンプルながら幾つか用意されているので最後まで頑張って戦えます。手札の上限も無いのがいいですね。好きなようにプレイして自分の駒が広がっていく楽しさを存分に味わうことができます。

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前チケット・トゥ・ライド:アメリカ
(Ticket to Ride)
デザイナーアラン・ムーン
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★☆☆☆☆
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