舞台は近代アメリカへ! 話題の協力アドベンチャーボードゲーム拡張第一弾「タイムストーリーズ:マーシーケース」レビューと感想
2016/07/20
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名前 | タイムストーリーズ:マーシーケース (T.I.M.E Stories: The Marcy Case) |
デザイナー | ニコラス・ノーマンドン |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 60~90分 | 年齢 | 12歳~ |
プレイ人数 | 2~4人 | BGGスコア | 8/10 (1258票) |
BGG重量 | 2.6/5 |
「タイムストーリーズ:マーシーケース」ってどういうゲーム?
「タイムストーリーズ:マーシーケース」の紹介
ボードゲーム「タイムストーリーズ拡張1」は1990年代のアメリカが舞台の時間旅行アドベンチャーゲームとなっています。
各所を騒がせた話題作でもあるこのシリーズ。拡張第一弾は近代アメリカが舞台。
コンポーネントはすっきりとしておりカードのみといった驚きの仕様。潔いですね。本当にルールブックも無く本当にカードだけとなっています。それだけ「タイムストーリーズ」のルールが隙無く汎用的に機能するという証明でもありますね。
気になる内容については細かくは言えませんが、アメリカ人が好きそうだなあ、という所をオーソドックスに突いてくる王道ものとなっております。
ルール的にもちょっとしたアレンジが入ってきて道中非常にワクワクする出来となっておりました。
一作目が様々な要素を盛り込みこれまでのストーリー系、アドベンチャーゲームとの違いを魅せつけてくれた分、本作は基本へと立ち返りガッツリとのめり込める構成となっています。ただし、そこは前作であれだけやってくれた本作。しっかりと抑える所は抑えてきます。そういう所にグッと来るんですよね。
ちょっとした趣向の違いもあって、前作と比べてみるのもまた面白いかと思います。
と思ったら、デザイナー自体が違うみたいですね? 基本的な枠組みをつくっておいて、様々なデザイナーが好みの趣向でやっていくという所謂プロダクトになっているのでしょうか。これは尚更今後が目が離せませんね!
ゲーム全体を包む設定・謎も少しずつ顔を出し、これからの思いを馳せるには十分のクオリティ。基本を遊びハマった人なら間違いなく楽しめます! オススメです。
名前 | タイムストーリーズ:マーシーケース (T.I.M.E Stories: The Marcy Case) |
デザイナー | ニコラス・ノーマンドン |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 60~90分 | 年齢 | 12歳~ |
プレイ人数 | 2~4人 | BGGスコア | 8/10 (1258票) |
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