一風変わったカードすごろく、おたから集めてひた走れ！！　ボードゲーム「ルクソール」レビューと感想

ボードゲーム「ルクソール」は、探検隊を派遣し、誰よりも財宝を集めるように競うすごろくをベースとしたゲームになっています。

ゲーム概要

プレイヤーは複数の自分の探検隊駒を持ちます。手札を持っていますが、手札のカード並び順を変更してはいけません。

手番では、手札の左右端、どちらかのカード1枚をプレイします。カードには数字が振られており、その数字の分だけ、自分の探検隊員1つを移動させます。マスには財宝や効果マスがあり、止まったマスによって効果を得られます。

財宝マスでは、財宝を獲得するのに必要なだけ自分の探検隊員が入ればそのタイルを獲得できます。例えば必要人員2の財宝タイルは、そこに自分の隊員2つがあれば自分のものとして獲得できます。

効果マスでは、特殊なカードや点数タイルなどが獲得できます。

手番が終わるとカードをドローしますが、カードは手札の真ん中に差し込みます。ここがミソで、プレイするカードは手札の端からですので、ドローしたカードを使うのは少なくとも3ターン後にしか使用することができません。

うまく探検隊員たちを動かし、ゲーム終了持に最も財宝の価値が高いプレイヤーが勝利します。

ルール感想

カードを使ったすごろくチックなゲームです。基本的には財宝やらなにやらを集めつつ、点数を獲得していくだけ、というシンプルなゲームとなっています。

ここらへんはすごろくベースのゲームとしては非常にオーソドックス。カードを出して駒を進めていくだけ。

ただし、このカードの出し方がまず面白い。手札の左右からだけ。どんどん入ってくるカードを上手く組み合わせながら、先を読みつつ駒を動かしていくというちょっとした戦略性がピリっと効いてます。

それだけではなく、特殊カードやセットコレクション、ゲームが進行していくことによって明らかになっていく特殊効果タイルなどがゲームを白熱させたものにさせていきます。

コマの進行具合によっても点数がありますので、1人だけを進めてもだめ。複数の駒をうまく、効率的に、他プレイヤーをにらみながら進めていく必要があるのです。これは、面白いですよ！　話題になるのがわかりますね。