わー！？　どれだどれだ！！！　同じ絵柄を集めるアクションゲーム「バグズと仲間たち」レビューと感想

アクションゲーム「バグズと仲間たち」は、同じ絵柄のバグズを集めて勝利点を稼いでいくだけのシンプルながら盛り上がるボードゲームになっています。

使うのは様々な絵柄、色のバグズ達のタイル。どれも微妙に似ていて混乱します。この中に、同じ姿で色違いのバグズが三枚ずつ潜んでいます。

こんな感じで裏返したら準備完了。一斉にスタートしてめくりながら同じ形のバグズを探しに行きます。見つけたら三マイセットにして手に持っておきます。それ以外は本当に自由。見つけたペアを手元に置いておいてキープしたり、他人のキープしたいるのを邪魔してちらしたり。

場には早い者勝ちで取れる数字の書かれたチップがあって、それを取ればそれだけで点数があり探索を止めることができます。このチップが全て無くなってから10秒間猶予がありゲームが終了。得点計算にはいります。三枚ワンセットなら得点、セットが出来なかったらその数だけマイナス点です。

非常にシンプルでわちゃわちゃと盛り上がれるアクションゲームになっており、繰り返し遊べる楽しさがあります。

特に上級者向けにさらに紛らわしいバグズチップも予め用意されていてどんどん遊べるのは良いですね。

さらにはゲーム開始時点でいくつかのチップは除外されていますので、どうしても揃わないバグズがいたりしてそれを集めちゃうと悲惨な事になってしまいます！！

堅実さと同時にチキンレースのような度胸も必要な手に汗握るゲームになっていると思います。

そしてこのゲーム、作ったのは操り人形やジャングルスピードなどを手がけた人達らしく、なるほど確かに、よくできたゲームだなと思います。

こういったシンプルなルールのものは逆にバランスが難しかったりしますが、一つ一つのルールが上手く機能しているように感じます。ストレスなく楽しく遊べる良いものに仕上がっていると感じました。

時間内ならなにをしても良いという自由さ、ルールの緩さもステキです。ある程度の所でサクッと諦めるも良し、ギリギリまで粘って得点を伸ばすのも良し。性格がもろに出て、それもまた楽しいですね。

大人も子供も夢中になって遊ぶ事ができるアクション・パーティーゲームの鉄板になりそうです。

8人まで遊ぶ事が出来るという許容人数の多さも嬉しいですね。プレイ時間も短めとこういうゲーム好きには堪らない感じでしょう。

認知力のゲームですので、得意不得意はありますが、それでもワーワー盛り上がれる楽しさは堪らない人が多いと思います。

さくさくテンポもよく、同時アクションですので暇になる事がなく、もう一回、もう一回と繰り返し遊ぶ事が出来ます。

パーティーゲーム、アクションゲーム好きはもちろん、多人数で遊べるものやゲームとゲームの合間の息抜きを探している方にオススメできるゲームです。

とっても面白いですよ！！