ガッチガチのワーカープレイスメント! 先を読む楽しさを味わえる「ツォルキン」レビュー
2016/01/21
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名前 | ツォルキン:マヤ神聖歴 (Tzolk'in: The Mayan Calendar) |
デザイナー | シモーン・ルーチニー
ダニェル・タシニー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★★☆ |
プレイ時間 | 90分 | 年齢 | 13歳~ |
プレイ人数 | 2~4人 | 2013年 ドイツ年間ゲーム大賞 | エキスパート部門推奨リスト入り |
「ツォルキン:マヤ神聖歴」ってどういうゲーム?
「ツォルキン:マヤ神聖歴」の紹介
好きなワーカープレイスメントは何だ? と言われると「ツォルキン」と答えます。それくらいツォルキンが好き。基本的に先を読むのが下手くそで、基本勝てないのだけれど好きです。ツォルキン。
舞台はマヤ文明、プレイヤー各民族となり覇権を争います。ウンババ。建物を建てたり、農作物を育てたり、神への信仰をしつつそれぞれのやり方で勝利点を稼いでいきます。
まず手番でできる事ですが、「ワーカーを置く」か「ワーカーを取る」しかありません。実はこのゲーム、ワーカーがラウンド終了で返ってくる、という事が無いんです!ボードの中央にはどどんと歯車が有り、そこから繋がる5つの歯車にワーカーを置くと、ラウンドが経過する毎にこのワーカーがどんどん動いていく。時間の経過によりどんどん効果が変わっていきます。これがもう楽しくてしょうがない。いつ置くのか、いつ取るのか! この駆け引きが楽しい。
歯車はそれぞれ宗教、農業、産業、生産などなどの効果に分かれていて、歯車を占領して他のプレイヤーを牽制したり、建物を建てたりと色々とできる事が多いです。
ワーカープレイスって基本的に誰がそのアクションを取るのか、アクションとアクションをどう組み合わせるのか、という所にまず楽しさがあると思うのですけれど、ツォルキンもそう。だけど、ツォルキンはワーカーを置いた時じゃなくて外した時にアクションが行われる。ここが凄く痺れる。ラウンドが進むっていう時間経過がゲーム内できちんと表現されていて、ワーカー達がそこで働いてるんだなっていうのが凄く実感できる。
その分、先の先を読みゲームを組み立てる事が否応なく要求されます。ゲーマーズゲームとしてシンプルにまとまっていて、本気でゲームに取り組む人は大好きなゲームでしょう。私はそういうゲームの仕組み自体も好きなんだけれど、選択肢の少なさ、アイコン等のわかりやすさ、何よりコンセプトが好きです。ラウンドが動くほどワーカーが仕事をする、シンプルながらどこまでも深みのあるルール、基本リソースのコーン。良いですねー。遊んでいてどっぷりハマる事ができます。脳みそが死んでる時は本当にツラいゲームなんですが。好きですよ、これ。
名前 | ツォルキン:マヤ神聖歴 (Tzolk'in: The Mayan Calendar) |
デザイナー | シモーン・ルーチニー
ダニェル・タシニー |
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おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★★☆ |
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