ここに、これを、あああー！？　落ちもの系ブロックゲーム「ドロップイット」レビューと感想

ボードゲーム「ドロップイット」は、専用のコンポーネントにブロックを落としていくことによって得点を競う落ちもの系ブロックゲームとなっています。

ルール概要

プレイヤーはそれぞれ、ブロックのセットを受け取ります。手番ではそのうちの1つを専用の土台に入れて落とします。

落としたブロックの状況によって点数を獲得できます。基本的には落としたブロックに、同じ形か色のブロックが触れていたら失敗、得点になりません。そうじゃなければ得点。高さや特定の場所によって大量得点のチャンスがあります。

また、土台の下端や左右にはNG条件があったりして、そこにNG条件に一致するブロックが触れていても失敗になります。

いかに自分のブロックを効率よく、チャンスを狙いながら高い場所で得点していくのか、がミソとなります。

ゲーム感想

非常にシンプルなゲームです。ブロックを落として、同じ形や色に触れていなければ得点。それだけ。それだけなのになんとも考えどころが多いゲームとなっています。

一見バランスゲームなのですが、そうではない。というところになんとも面白みがありますね。

このでっかいブロックで大量得点したいけれど、すでにここにこの色が、ああ、自分の色に邪魔される！！　なんてことが頻発して盛り上がります。

3人プレイだとちょっと場が動きすぎるので、二人、または4人でのチーム戦が個人的にお勧めとなります。

ゲームが進むに連れて、高さも出て点数も高くなっていきますので、一手一手が重要になってきます。可愛らしい見た目ながら、あなどれない、手応えのあるゲームになっていきます。

いやあ、しびれますね。お手軽な対戦ゲームとしてもぜひどうぞ。二人プレイで遊ぶと本作が持つ戦略性といやらしさが浮き彫りになりますよ！！　おすすめです。