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遺産発掘の楽しさに興奮するワーカープレイスメントボードゲーム「ペルガモン」レビューと感想

      2016/01/21

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前ペルガモン
(Pergamon)
デザイナーステファン・ドラー
ラルフ・ツァ・リンデ
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★★☆☆☆
運要素★★★☆☆ 知略・思考要素★★★☆☆
プレイ時間45分 年齢10歳~
プレイ人数2~4人

「ペルガモン」ってどういうゲーム?

「ペルガモン」の紹介

ボードゲーム「ペルガモン」はワーカープレイスメントを基本とし、遺産を発掘してそれをコレクションとして博物館に展示。沢山の観客に見て貰う事で勝利点を得るゲームとなっています。

ワーカープレイスメントを基本として様々なルールが絡んだ中々に実験的な作品でもあると感じます。

まず、ラウンドの最初にカードが二枚提示され、それによって収入がどれだけあるのかおおよそで推測できるようになっています。カードの裏面(袋が描かれた面)にはハッキリとしたコインと薄いコインが描かれており、ハッキリしたコインは最低収入、薄いコインは最高額が示されています。それによっていくらくらいの額が見込めるのかわかるようになっているわけですね。

次はワーカー配置フェイズ。配置する場所により貰える収入、掘れる深さ、行動順番が決定します。早く行動したければ手前に配置しますが、収入は少ない。奥であれば収入は多いけれども行動が後になる。そのジレンマが良い感じに効いています。

さらには、どれだけのお金が給金されるのかという額もカードによって決まるので、自分より前の人達で給金が切れると自分は何も貰えないということも。逆に余った分は最後の人が総取りします。そうしたちょっとしたチキンレース的な要素もあるわけですね。

そうやって順番が決まったら、次は実際に遺産を掘っていきます。どこまで掘れるのかというのは先程のワーカープレイスフェイズで決定されています。さらに掘る深さによってお金の量も決まっています。深いと勿論年代物が出る確率が高くなる感じです。

遺産はラウンド毎にどんどん追加されていき、誰も取らなかった深さの遺産は数が多くなっていきます。いつぐらいを目安にして掘り出すのか。その駆け引きも重要になってきます。

掘り出した遺産は絵柄が合うように繋げてセットにしていきます。それによって価値が決まっていきます。左の大きな数字の分価値があり、二桁の小さな数字は同じ価値同士での優劣を競うために使います。

そうやってコレクションを作り博物館に展示。お客さんに見て貰い点数を獲得していきます。ラウンドが進んでいくとお客さんは飽きて価値が無くなっていき点数が貰えなくなり、しかも他にコレクションが展示されるとそちらに注目が集まり人気が減っていきます。

そういうレート的なメカニクスもリアルでテーマと合致していて良い感じです。

ワーカープレイスメントを基本として、チキンレース、セットコレクション、レートと様々な要素を詰め込みつつ、プレイ時間が60分以内に終わるという、凄くコストパフォーマンスの良い作品だと思います。

運の要素が少し強いですが、十分戦略的だと思いますし、特に難しい点もありませんので小学生中学年程度からは楽しんで遊ぶ事が出来るかなと感じました。

なにより、発掘して博物館に展示するというテーマにぐっと来る人も多いのではないでしょうか。他の人が睨んでいるタイルが何なのかを睨みながらも、自分のセットも組んでいく。その駆け引きが熱いゲームです。

繰り返し遊べる軽さもあり、ワーカープレイスメント特有のさし合いもしっかりと楽しむ事が出来ます。

面白いゲームだと思います。

ワーカープレイスメント、遺産発掘というテーマ、様々なメカニクスの組み合わせ、ファミリーゲーム。これらのワードにトキメク人にはお勧めかと思います。楽しいですよ!

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前ペルガモン
(Pergamon)
デザイナーステファン・ドラー
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