核による終末生活を生き残れ! 移動と陣取りの楽しさ「ゾンビゲドン」レビューと感想
2016/01/21
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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | ゾンビゲドン (Zombiegeddon) |
デザイナー | ライナー・クニツィア |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 45分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 2~4人 | 2010年 ドイツ年間ゲーム大賞 | ゲーム部門推奨リスト入り |
「ゾンビゲドン」ってどういうゲーム?
「ゾンビゲドン」の紹介
ボードゲーム「ゾンビゲドン」は、核によって恐慌状態にある世紀末で終末生活をしながら生き残りをかけて行動するゲームです。
ライナー・クニツィアのゾンビゲーム、ということでクニツィアらしさも感じつつ、ゾンビのものものしさ、雰囲気をあますところなく味わえる移動・陣取りのゲームになっています。
マップは全てのタイルが公開状態で置かれていて、その上を駒を動いていくことによってどんどん足場がなくなっていきます。「それはオレの魚だ!」を遊んだ事があればイメージしやすいかと思いますがそれとほぼ同じですね。
手番で行うのは基本的に自身の持つ駒のいずれかを動かすだけ。手番では二歩動かす事ができ、同じ駒を動かしても良いし、別々の駒を動かしても良いです。それによってタイルをゲットしていけます。
タイルには点数タイルの他に色々な効果があって、マンホール同士を移動してみたり、武器をゲットしたりします。
また、ゲーム自体二つのフェイズにわかれていて、全ての駒が動けなくなると核爆弾が爆発し、ゾンビなどがうごめき始めます。タイルが全て配置され直され、新しくなったマップでまた駒を動かし始めるわけですね。
早期にシェルターに引っこむか、ギリギリまで動いて点数を確保するか。物資を集めて後半に備えるのか。
その一つ一つの選択がなんとも悩ましく、クニツィーらしい楽しさに溢れている感じです。
全体的に「それはオレの魚だ!」と差別化はされていて、どちらも十分おもしろい作品だと思います。また、このゲーム自体はクニツィア自身によりリメイクされており「原始の生活」というルールでリメイクされており、そちらが2010年のドイツ年間ゲーム大賞の推奨リスト入りを果たしているようですね。なるほど確かに十分面白いゲームだと感じます。戦略的ですし、ほぼアブストラクトな感じも中々良いです。
ただ、この「ゾンビゲドン」は全体的に茶色や白で統一されていて、視認性がひたすら悪い。数字なども崩れ文字で書かれていますので読み取り辛いのはマイナスですね。どれがどれなのか判断に迷ったりします。ここらへんがリメイクの理由なのかなと思うほど。なのでちょっとオススメ度はマイナスさせてもらいました。
ゲーム自体は凄く面白く、軽い遊び味ながら戦略的で楽しいゲームになっていますのでそういったゲームが好きな方はオススメです。
ゾンビゲーム好きな人に対しては・・・ちょっとゾンビ色は薄いかもしれません。ゾンビゲームにありがちな大雑把なルールもありませんので、そういった方面は期待しない方が良いかなと思います。
※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | ゾンビゲドン (Zombiegeddon) |
デザイナー | ライナー・クニツィア |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
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