毎回動きが変わる変則将棋による戦略の楽しさ「オニタマ」レビュー
2016/01/21
NEWS : ゲームマーケット支援ツール「ゲームマーケットチェックするやーつ」を作りました。
名前 | オニタマ (Onitama) |
デザイナー | 佐藤慎平 |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★★★ |
プレイ時間 | 10分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 2~2人 | BGGスコア | 7.44/10 (155票) |
「オニタマ」ってどういうゲーム?
「オニタマ」の紹介
「オニタマ」は、遊ぶ為に駒を動かす方法が変わる変則的な将棋です。駒には陰陽師と式神の二種類しかありません。ゲーム中、場にあるカードは五枚のみ。これらによってゲームが進行していきます。手番のプレイヤーは二枚のうちどちらかをプレイ。その指示通りに駒を動かします。動かしたらそのカードをボードの横に置いてあるカードと交換。相手の手番。
という感じで、使ったカードがどんどんプレイヤー感を行き来し、5種類の駒の動きのみでゲームが進行していきます。
完全なアブストラクトゲーム。それもお互いの動きが二種類しかなく、読み合いの閾値がグッと下がっているのが良いですね。将棋のように沢山有る駒の動きを覚えなくてもよく、サクサクっと遊べます。
駒の総数も少なくて、どんなに超時間化しても30分以内には終わるほどに短いです。ゲームに使用するカードも沢山あって、好きな人には堪らないゲームだと思います。
コンポーメントのクオリティも安定していて、ゲームに集中する事が出来ます。雰囲気、コンセプトも良いですね。
軽めに遊ぶ対戦ゲームとしてチョイスするには良いのではないでしょうか。
驚きは少ないか
アブストラクトゲームに良くある事ですが、ルール上の驚きはちょっと少なく、また日本人としては馴染みのある将棋と似ているため、その部分をどう評価するかによってこのゲームの面白さは変わるかと思います。私としては、もう少し捻った何かがあるといいなあとか思ったりします。
ともあれ駒の動きが毎回変わる、プレイヤー間でグルグル回っていくというのはそういうのがあったか、というのもあって再挑戦したいですね。シンプルにまとまっていて良いゲームだと思います。
名前 | オニタマ (Onitama) |
デザイナー | 佐藤慎平 |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★★★ |
プレイ時間 | 10分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 2~2人 | BGGスコア | 7.44/10 (155票) |
似ているボードゲームのレビュー
「ファイナルデスウィーク」: ★★★★☆
デザイン:kuro
& ManifestDestiny
どんなゲーム:カード、シンプルなルール、絵・数合わせ、協力、ゲーマーズゲーム、かわいいコンポーネント、同人
プレイヤー:3~4人・12歳~
ゲームマーケット:2016年・秋
「パゴダ」: ★★★★☆
デザイン:アーブ・ディー・ファラー
どんなゲーム:カード、ボード、シンプルなルール、建築、アクションポイント、二人対戦
プレイヤー:2~2人・8歳~
「カヤナック」: ★★★★☆
デザイン:ピーター・ポール・ヨーペン
どんなゲーム:ボード、ダイス、シンプルなルール、アクション、ソロゲーム、ファミリーゲーム、子供でも遊べる、知育、かわいいコンポーネント
プレイヤー:2~4人・4歳~
1999年ドイツ年間ゲーム大賞:子供大賞
「カルバ」: ★★★★☆
デザイン:リュディガー・ドーン
どんなゲーム:タイル、ボード、シンプルなルール、移動・運搬、箱庭、同時アクション、ファミリーゲーム、子供でも遊べる、知育
プレイヤー:2~4人・8歳~
他の2014年度ゲームマーケット出品ゲームレビュー
「大怪獣コトバモドス」: ★★★★☆
デザイン:一年中未来
どんなゲーム:タイル、シンプルなルール、パズル、絵・数合わせ、リアルタイム、同時アクション、アクション、セットコレクション、同人、パーティーゲーム、ファミリーゲーム、子供でも遊べる、知育
プレイヤー:2~5人・6歳~
ゲームマーケット:2014年・出品
「ハイテンション利休」: ★★★☆☆
デザイン:蜂須賀敏浩
どんなゲーム:カード、シンプルなルール、数字比べ、バッティング、トリックテイキング、同人、ゲーマーズゲーム
プレイヤー:3~6人・8歳~
ゲームマーケット:2014年・出品