魔女の宅急便再び! 簡単ルールでお薬配達トリックテイキングカードゲーム「ブルームサービス・カードゲーム」レビューと感想
2016/07/14
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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | ブルームサービス・カードゲーム (Broom Service: The Card Game) |
デザイナー | アンドレアス・ペリカン
アレクサンダー・フィスター |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 15分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 3~6人 | BGGスコア | 6.4/10 (32票) |
BGG重量 | 1.7/5 |
「ブルームサービス・カードゲーム」ってどういうゲーム?
「ブルームサービス・カードゲーム」の紹介
カードゲーム「ブルームサービス・カードゲーム」は薬を配達する魔女たちが題材の一ラウンド三枚しかカードをつかないシンプルながら戦略が大切なゲームとなっています。
ゲーム概要
最初にプレイヤーは十数枚のカードが配られます。ゲームは一ラウンドあたり三枚のカードしか使いません。使えるカードは一種類ずつなので、一枚ずつ三種類のカードを使うことになります。
ラウンドが始まると、スタートプレイヤーとなる人が一枚カードを出し、「貪欲」か「控えめ」かを宣言します。というのもカードには上下にアイコンが書かれていて、「貪欲」の上には薬が沢山、「控えめ」の下には薬が一個だけ。もちろん沢山もらえたほうが嬉しいです。
スタートプレイヤーがカードを出したら、次以降のプレイヤーは同じカードを持っていたら必ずカードを出さなくてはなりません。
さて、沢山薬がもらえるといって何も考えず「貪欲」を宣言するのも考えもの、次以降のプレイヤーが「貪欲」を宣言したら自分はカードを裏返しにしてなにももらえなくなってしまうのです。
全員が手番を一周行ったら一旦処理を終え、新たなターンを始めます。これを繰り返していくのがトリックテイキングというカードゲームジャンルのルールです。
最終的に薬の種類ごとに点数計算をして一番点数の高いプレイヤーが勝利となります。
ゲーム感想
ボードゲーム「ブルームサービス」のカードを出しあう部分をものすごくシンプルに落としこんだなという印象です。
自分以外がこのカードを持っているかどうか、という悩ましい部分はそのままに、簡単でわかりやすいルールになっています。その分、戦略性はボードゲーム版より薄れてはいると思いますが、20分程度で終わる短さはなかなか魅力的だと思います。
年齢も八歳から遊べますので子供でも問題なく楽しめるのは嬉しい。何より題材がキャッチーですし、カードイラストも賑やかでいい感じ。
ゲーム単体としては目標達成要素があって、皆それに向かってカードを出してきますので、どの目標を誰が目指しているのか、自分の持ちカードには何があるのかを睨みながらカードを選び、出す順番を決めるのが何より楽しいですね。
一方で、シンプルすぎる面もありますのでもっと複雑で強烈なジレンマを感じたい!! という人には物足りないかもしれません。トリックテイキング入門として、カジュアルゲーマーとさくっと遊べる一品としては程よい作品かと思います。
カードを出すときに「もってたかー!!」という驚きと盛り上がりは依然として持っていますし、考え始めるとなかなか深い作品なんじゃないのかなと感じました。
※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | ブルームサービス・カードゲーム (Broom Service: The Card Game) |
デザイナー | アンドレアス・ペリカン
アレクサンダー・フィスター |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
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