新鮮なお薬をお届け!! 読み合いが楽しいボードゲーム「ブルームサービス」レビューと感想
2016/06/17
NEWS : ゲームマーケット支援ツール「ゲームマーケットチェックするやーつ」を作りました。
※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | ブルームサービス (Broom Service) |
デザイナー | アンドレアス・ペリカン
アレクサンダー・フィスター |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★★☆ |
プレイ時間 | 30分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 2~5人 | BGGスコア | 7.3/10 (2004票) |
BGG重量 | 2.4/5 | 2015年 ドイツ年間ゲーム大賞 | エキスパート大賞 |
「ブルームサービス」ってどういうゲーム?
「ブルームサービス」の紹介
ボードゲーム「ブルームサービス」は、魔法使いとなり調達しながら、各地の塔へと配達し一番得点の高いプレイヤーが勝利するゲームになります。読み合いが楽しいカードゲーム「魔法にかかったみたい」のリメイクであり、2015年ドイツ年間ボードゲームエキスパート部門大賞作品でもあります。
リメイク元である「魔法にかかったみたい」のレビューはこちら。
心理と度胸のカードゲーム、ボードゲーム「魔法にかかったみたい(Witch’s Brew)」レビューと感想|Board game every day
ボードはこんな感じで、様々な地形を移動しながら塔に薬を配達したり、危険な雷雲を除去したりしつつ点数を稼いでいきます。コンポーネントが全体的にかわいらしくて、思わず触りたくなりますね。
カードはこのような感じになっています。「魔法にかかったみたい」を遊んでいればピンと来る感じですね。メインの効果とサブの効果が書かれています。
基本的なルールは「魔法にかかったみたい」を引き継いでいて、ラウンドの最初に10枚ある全員共通内容のカードから四枚を選択。それをスタートプレイヤーがまず一枚プレイ。下家の人達はそのカードがあれば絶対にプレイしなければならず、その時に「メイン」か「サブ」かを選択します。「メイン」を選択すれば強力な効果が発動するけれど、さらに下家の人に同じカードがあれば効果は無しになります。「サブ」は効果が弱めだけれど確実に効果を発動する事が出来る。
「魔法にかかったみたい」ではボードが無く、カードのみのやりとりだったので読み合いが楽しくもありつつ、ヒントが少なくてバッティングゲームの要素が強くありました。本作「ブルームサービス」ではボードの導入によりそれぞれのプレイヤーの選択肢が絞られ、それによってある程度行動を読み取れるようになりました。
それぞれの駒の位置、所持リソースから行動を読み切りカードを選択する。カードのプレイ順番をコントロールして自分だけに利益が出るようにする・・・。なんとなくプエルトリコと重なる部分も感じますね。
ブルームサービスでは、雷雲の除去、駒の移動などあたらしい要素も追加され、様々な方法で点数が取れるようになりました。セットコレクション的な要素もあり、どの手段で点数を取っていくのか、どのルートを通っていくのかが大変悩ましく、リプレイ性のあるゲームになっているのではないでしょうか。流石年間ゲーム大賞だなあといった所です。
魔法にかかったみたいとはまた違った面白さがあると思いますので、両方持ってても問題ないゲームだと思います。読み合い、行動選択、移動・運搬ゲームが好きな方は間違いなくオススメです。
※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | ブルームサービス (Broom Service) |
デザイナー | アンドレアス・ペリカン
アレクサンダー・フィスター |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★★☆ |
プレイ時間 | 30分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 2~5人 | BGGスコア | 7.3/10 (2004票) |
BGG重量 | 2.4/5 | 2015年 ドイツ年間ゲーム大賞 | エキスパート大賞 |
似ているボードゲームのレビュー
「巨大キャプテン・リノ」: ★★★★★
デザイン:スコット・フリスコ
& スティーブン・ストランプフ
どんなゲーム:カード、シンプルなルール、バランス、アクション、パーティーゲーム、豪華なコンポーネント
プレイヤー:2~5人・5歳~
2012年ドイツ年間ゲーム大賞:子供部門推奨リスト入り
「キングダムビルダー」: ★★★★☆
デザイン:ドナルド・ヴァッカリーノ
どんなゲーム:ボード、シンプルなルール、陣取り、エリアマジョリティ、子供でも遊べる
プレイヤー:2~4人・8歳~
2012年ドイツ年間ゲーム大賞:大賞
「桜降る代に決闘を」: ★★★★★
デザイン:BakaFire
どんなゲーム:カード、LCG、移動・運搬、心理戦・ブラフ、二人対戦、ゲーマーズゲーム
プレイヤー:2~2人・12歳~
ゲームマーケット:2016年・出品
同じデザイナーのゲーム
「魔法にかかったみたい」: ★★★★★
デザイン:アンドレアス・ペリカン
どんなゲーム:カード、心理戦・ブラフ、トリックテイキング、ファミリーゲーム、ゲーマーズゲーム
プレイヤー:3~5人・9歳~
2008年ドイツ年間ゲーム大賞:ゲーム部門ノミネート
「モンバサ」: ★★★★☆
デザイン:アレクサンダー・フィスター
どんなゲーム:カード、ボード、陣取り、ネットワーク、拡大再生産、ワーカープレイスメント、デッキ構築、ゲーマーズゲーム
プレイヤー:2~4人・12歳~
「スカイアイランド」: ★★★★☆
デザイン:アンドレアス・ペリカン
& アレクサンダー・フィスター
どんなゲーム:タイル、タイル配置、ファミリーゲーム、ゲーマーズゲーム
プレイヤー:2~5人・8歳~
2016年ドイツ年間ゲーム大賞:エキスパート大賞
「ブルームサービス・カードゲーム」: ★★★☆☆
デザイン:アンドレアス・ペリカン
& アレクサンダー・フィスター
どんなゲーム:カード、シンプルなルール、ファンタジー、絵・数合わせ、依頼達成、トリックテイキング、ファミリーゲーム、子供でも遊べる、メビウス頒布会
プレイヤー:3~6人・8歳~
「オー・マイ・グーッズ!」: ★★★★☆
デザイン:アレクサンダー・フィスター
どんなゲーム:カード、バースト、ファミリーゲーム
プレイヤー:2~4人・10歳~