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協力なようで協力じゃない。全員参加型パーティー物語生成カードゲーム「ワンス・アポン・ア・タイム」レビューと感想

      2016/01/21

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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ワンス・アポン・ア・タイム
(Once Upon a Time)
デザイナーアンドリュー・リルストーン
リチャード・ランバート
ジェームズ・ワーリス
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★☆☆☆☆
運要素★★☆☆☆ 知略・思考要素★★★☆☆
プレイ時間30分 年齢8歳~
プレイ人数2~6人

「ワンス・アポン・ア・タイム」ってどういうゲーム?

「ワンス・アポン・ア・タイム」の紹介

参加者皆で物語を作るカードゲームが「ワンスアポンアタイム」です。遊ぶ毎に色々な物語が生まれ、笑えたりしんみりきたり、印象深いゲームになる楽しいゲームです。

プレイヤーにはカードが配られ、それには「逃げる」や「母」や「小屋」など様々な単語が描かれております。その単語を使った物語を紡いでいきます。物語が進むだけカードをプレイして、どんどん物語を薦めていけるのがこのゲームの特徴です。ただ、それだと一人だけでお話が終わってしまうので、割り込みカードや、他のカードと対応した単語が出ると、物語を引き継いでプレイヤーが切り替わり物語を続けて行きます。

それぞれに結末カードを持っていて、その方向に持っていこう持っていこうと色々と物語がそれていくのは端から見ていてなんとも楽しいです。

基本的にはこれだけ。発想力と言葉をよどみなくつむいでいく事がとても大切で、初めてやると頭の今まで使った事ない所が刺激されます。

他の人が作った物語に相乗り自分の物語に組み込めると楽しいですし、綺麗に結末を迎えると何とも言えない快感があります。

結末カード、物語カード、どちらも沢山カードがあって一度として同じような物語にはなりません。繰り返して遊べる変化に富んだゲーム展開もあり、ハマる人は本当にハマると思います。中毒度高いです。物語も自由に組んでいくことが出来ますので、自由度もかなり高く、ファンタジーな世界観も相まって日本人には好みな人も多いのではないでしょうか。

プレゼンテーション・ストーリーテリング系という事で、物語を作る、皆にそれを伝えるという二つの要素がありますので結構遊べる人は限られるかなという所もありますが、キャットアンドチョコレートなど問題なく遊べる面子なら大丈夫だと思います。

プレイ人数も六人までで遊べますのである程度の人数でプレイできるのも良いですね。遊ぶ為のハードルはちょっと高いですけれど、割と汎用性があるゲームだと思います。

子供に遊ばせるゲームとしても良いかと思います。発想力と想像力がとにかく大事で、さらにゲームルールによってその物語がきちんと保証されますので、筋の通った話しを作る楽しさを知れる良いゲームだと思います。

キャットアンドチョコレートやカップリングパーティーなど、単発的なプレゼンテーションゲームとはひと味違ったゲームが欲しい。物語を作るゲームが欲しい。盛り上がりながらしっかりとゲームした気分になれる物が欲しいなどといった方にはオススメのゲームだと思います。

面白いゲームですよ。

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ワンス・アポン・ア・タイム
(Once Upon a Time)
デザイナーアンドリュー・リルストーン
リチャード・ランバート
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