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ポンコツロボたちの制御不能の大レース ボードゲーム「ロボラリー」レビューと感想と和訳ルール

      2016/09/22

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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ロボラリー
(Robo Rally)
デザイナーリチャード・ガーフィールド
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★★☆☆☆
運要素★★☆☆☆ 知略・思考要素★★☆☆☆
プレイ時間20~120分 年齢12歳~
プレイ人数2~8人 BGGスコア7.2/10 (18351票)
BGG重量2.4/5

「ロボラリー」ってどういうゲーム?

「ロボラリー」の紹介

ボードゲーム「ロボラリー」はどこかポンコツなロボットをプログラムしてゴールまで導く多人数プロットのなんともままらないゲームです。

ルール概要

それぞれのロボットがチェックポイントを通過しながらゴールを目指し、最初に目標を達成したプレイヤーが勝利となります。

このゲームに手番といった概念はなく、全員がカードを組み合わせてロボットの動きを最初に計画します。右に90度回転、まっすぐ進む、右に90度回転、まっすぐ二回進む。といった具合です。

カードによる計画が終わったら、それを全員一緒に解決していきます。一枚ずつカードを解決していくわけですが、それぞれのプレイヤーの一番左のカード上部に書かれた数字が高い順に実際にコマを動かしていきます。

これによってロボットは押し出され、予想外の動きをしながらもプログラム通りに動き続け、マップ上にある様々なギミックも相まって盤面はどんどん阿鼻叫喚のカオスを形勢していくこととなります。

ゲーム感想

プロット系ゲームの名作、ロボラリー。カードを組み合わせて計画しつつ、他人のロボットの動きも予想しなくてはなりません。しかしまあこれがなんともままならないわけですよ。

まっすぐここに来ると予想した相手がくるくる回るだけでラウンドを終えたり、かといえば先に行った奴が何故かバックして戻ってきたり。

それによって自分のロボが邪魔をされて明後日の方向に突き進む。「いやー!!やめてー!!!」と思わず悲鳴が出てしまうゲームです。

マップ上にも様々なギミックがあって、落とし穴、ベルトコンベア、レーザー、火炎放射・・・。まさになんでもあり。

あまりのままならなさ、カオスさにゲームの収束性の悪さはピカ一。チェックポイントで詰まるロボたち、出すカードを間違えて落とし穴に落ちる、ベルトコンベアに流れてレーザーに直撃。終わりません。だがそれが良い。

なんだかポンコツなロボたちが愛おしくなってくる本作。プレイ人数が多くても遊べますので盛り上がる作品には違いありません。ある程度時間のめどを設けて、その時間が来たら一番進んでいるプレイヤーが勝利、とするなりして遊んでもまたよし。

わーぎゃー騒ぎながら遊ぶなら本作がピッタリ。長く楽しめる作品ですよ。ファミリーゲーム、パーティーゲームとしてガッツリ楽しめる作品を探しているならおすすめです。盛り上がりますよ!

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ロボラリー
(Robo Rally)
デザイナーリチャード・ガーフィールド
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★★☆☆☆
運要素★★☆☆☆ 知略・思考要素★★☆☆☆
プレイ時間20~120分 年齢12歳~
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