Board game every day

ボードゲームの超個人的感想レビューサイト

twitter_share facebook_share googleplus_share hatena_share

お世話になってるサイコロ堂さんの通販ボードゲーム

挑戦的なドラフトルールが楽しく、お手軽なカードゲーム「イアルへの道」レビューと感想

   

NEWS : ゲームマーケット支援ツール「ゲームマーケットチェックするやーつ」を作りました。

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前イアルへの道
(Path to Yaaru)
デザイナー福夕郎
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★★☆☆☆
運要素★★☆☆☆ 知略・思考要素★★★☆☆
プレイ時間40~60分 年齢7歳~
プレイ人数3~4人 BGGスコア6.6/10 (7票)
BGG重量2/5

「イアルへの道」ってどういうゲーム?

「イアルへの道」の紹介

カードゲーム「イアルへの道」は挑戦的なドラフトルールが新鮮で楽しいカードゲームとなっています。基本的には出したカードによって進めれるマスが決まり、最上段に到達した時に最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。

ルール概要

まず手札となるためのカードを獲得するため、配られたカードセットからカードを1枚選択します。この時、配られたカードセットの順番を変更してはいけません。そのカードセットのうち、「一番右」か「一番左」のカード1枚を選択し、手札とします。余ったカードセットは隣のプレイヤーに渡します。

ドラフトフェイズが終わると、実際にカードを選択してプレイするか、手番をパスします。ラウンドによっては複数枚プレイできますが、手札を増やすには手番をパスしなければなりません。

プレイしたカードによって様々なリソースが得られ、それを消費することにってボード上を移動していきます。また、カードには効果があり、その効果によって柱を設置したりすることができます。

これを繰り返していき、それぞれのラウンドを担当する神の条件を満たしゴールに到達、点数を獲得していきます。

最終的に勝利点の最も高いプレイヤーの勝利となります。

ゲーム感想

ドラフトルールを独自に分解して再構成したようなルールが独特で新鮮です。それが重たくならないように、ゲーム自体はシンプルな手札管理とマス移動に落ち着けているのでルール自体は簡単なものに仕上がっています。

わかりやすいアイコンに統一されており、初めて遊んでもドラフトの楽しさが味わえるように気をつけているのがよくわかります。

ドラフト時に「左右どちらか端の1枚」しか選択できないことにより、相手に渡すカードを強制できる、というのがすぐに理解でき、はじめからとても戦略的なゲームを楽しむことができます。

カードそれぞれにあるリソースや効果の組み合わせもバランス調整が行き届いており、先を読む楽しさを十分に味わうことができます。

どこまで手番をパスしてカードを集めるのか、どこで仕掛けるのか。どれくらいの速度で進行するのか。その様々な要素が一本道できちんと繋がっているのでゲームに集中して遊ぶことができます。アートワークも素晴らしく、良い意味で同人ゲームらしくない、完成された作品だと思います。

ゲーマーズゲームとしても楽しめますし、そのパッケージに惹かれても問題なく楽しめる、多くの人におすすめできる作品だと思います。おすすめですよ!

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前イアルへの道
(Path to Yaaru)
デザイナー福夕郎
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★★☆☆☆
運要素★★☆☆☆ 知略・思考要素★★★☆☆
プレイ時間40~60分 年齢7歳~
プレイ人数3~4人 BGGスコア6.6/10 (7票)
BGG重量2/5

似ているボードゲームのレビュー

「パンデミック:レガシー シーズン1」: ★★★★★

デザイン:ロブ・ダビオー & マット・リーコック
どんなゲーム:カード、ボード、移動・運搬、依頼達成、アクションポイント、協力、ファミリーゲーム、豪華なコンポーネント
プレイヤー:2~4人・13歳~
2015年ドイツ年間ゲーム大賞:エキスパート部門ノミネート

「アリスマティック 英傑伝」: ★★★★★

デザイン:kuro & Manifest Destiny
どんなゲーム:カード、ボード、シンプルなルール、ゲーマーズゲーム、かわいいコンポーネント、同人
プレイヤー:3~5人・14歳~
ゲームマーケット:2017年・春

「ポルタ・ニグラ」: ★★★★☆

デザイン:マイケル・キースリング & ヴォルフガング・クレイマー
どんなゲーム:カード、ボード、陣取り、エリアマジョリティ、移動・運搬、建築、セットコレクション、アクションポイント、ゲーマーズゲーム、豪華なコンポーネント
プレイヤー:2~4人・12歳~

「ラトル・スネイク(ガラガラヘビ)」: ★★★★☆

デザイン:ローベアトー・ダイ・メグリア
どんなゲーム:ボード、ダイス、シンプルなルール、アクション、パーティーゲーム、ファミリーゲーム、子供でも遊べる
プレイヤー:2~4人・8歳~
2008年ドイツ年間ゲーム大賞:ゲーム部門推奨リスト入り

「ツインズ」: ★★★★☆

デザイン:ライナー・クニツィア
どんなゲーム:カード、シンプルなルール、心理戦・ブラフ、賭け、ファミリーゲーム、かわいいコンポーネント
プレイヤー:3~6人・8歳~

同じデザイナーのゲーム

「万猫の豊明かり」: ★★★★☆

デザイン:福夕郎 & 梟老堂
どんなゲーム:カード、バースト、バッティング、ファミリーゲーム、かわいいコンポーネント、同人
プレイヤー:3~4人・7歳~
ゲームマーケット:2016年・出品

「ウルフ&ハウンド」: ★★★★★

デザイン:梟老堂
どんなゲーム:カード、ボード、シンプルなルール、移動・運搬、チーム、中途脱落、ファミリーゲーム、子供でも遊べる、かわいいコンポーネント
プレイヤー:2~4人・10歳~

「アルペンツィアン」: ★★★★★

デザイン:
どんなゲーム:ファミリーゲーム、ダイスゲーム、子供でも遊べる、かわいいコンポーネント
プレイヤー:1~5人・6歳~

「素数大富豪」: ★★★★☆

デザイン:関真一朗 & 福夕郎
どんなゲーム:ファミリーゲーム、ゲーマーズゲーム、カードゲーム
プレイヤー:2~3人・12歳~


人気記事一覧

最新記事一覧