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ちょっと不思議な落ち物パズル感の盛り上がるカードゲーム「さんマニア」レビューと感想

      2016/08/29

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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前さんマニア
(DREIst)
デザイナージャネット・ナイゼル
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★☆☆☆☆
運要素★★★☆☆ 知略・思考要素★★☆☆☆
プレイ時間10~20分 年齢8歳~
プレイ人数1~4人 BGGスコア6/10 (24票)
BGG重量1/5

「さんマニア」ってどういうゲーム?

「さんマニア」の紹介

カードゲーム「さんマニア」はカードを出していくことで自分の持ち札をなくしていくのが目的の、連鎖によるコンボと落ちものパズル感が楽しいファミリーゲームとなっています。

ルール概要

ゲームの目的は手札・山札を含め自分に割り振られたカードを全て無くすこと。基本的には手番でカードを好きなだけ場に出していくことができるのですが、これには少しだけ条件があります。

1.場には1~8までの表示カードがあり、出すカードはその数字に対応した列でなければなりません。
2.出す場所の左右にカードがある場合、その色と同じでなければなりません。
3.出す場所の上下左右にカードが無いと出せません。これを満たすために二枚以上のカードを同時に出す事は可能です。

で、これを行っていくわけですが、横で同じ色、縦で違う色で三枚揃うとカードを一枚山札から引くことを選択できます。さらに縦が揃うと一気にその行が整理されてカードを置く余裕ができます。このコンボによってどんどん自分に有利な状況に持っていくことが本作の大きな魅力となっています。

最終的に全てのカードを置ききったプレイヤーがいたらその人の勝利となります。

ゲーム感想

基本的にはシンプルなカードパズルゲームなのだけれど、条件がそろうと一気に場が動く感じが落ち物パズルっぽくてなんとも楽しいタイトルです。

手札からカードを出していく事によってどんどんコンボがつながっていき、それによって状況が動いていくのがたまりません。

ゲームの目的も点数とかではなく、カードの出しきりというシンプルなもので、一ゲームさくっと終われるのが本作の大きな魅力ですね。独特の中毒性があり、繰り返し遊べちゃいます。それくらい軽い。

運の要素も中々強く、絡み要素も大きいのでちょっとダウンタイムが気になりますが、そこはまあご愛嬌というところでしょうか。ファミリーゲームとして良い感じの勝負が毎回できて私は好きです。

見た目にもアライグマかな? がかわいらしくて、はたから見てもパズルというのがわかるのキャッチーさが本作にはあります。ゲームとゲームの合間として、ゲーム初心者への導入としてほどよいのではないでしょうか。

ちょっとした攻撃要素あり、戦略要素ありと様々な要素が内包されていてあなどれないゲームとなっております。

いろいろな意味でちょうどいい満足感がありますので、この見た目にピンと来たらまさにオススメといえるでしょう。パズルゲーム、ファミリーゲームを探している人にはオススメ。子供がまさに好きそうな程よく歯ごたえのあるゲームなのではないでしょうか。

ソロルールもありますので、ストイックに高得点を目指すというのもこれまたあり。様々な需要に答えてくれるゲームですよ!

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前さんマニア
(DREIst)
デザイナージャネット・ナイゼル
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★☆☆☆☆
運要素★★★☆☆ 知略・思考要素★★☆☆☆
プレイ時間10~20分 年齢8歳~
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