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カードドラフトにより行うエリアマジョリティが熱いカードゲーム「メディバルアカデミー」レビューと感想

      2016/06/20

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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前メディバル・アカデミー
(Medieval Academy)
デザイナーニコラス・ポンシン
おすすめ度★★★☆☆ ルール難易度★☆☆☆☆
運要素★★★☆☆ 知略・思考要素★★★☆☆
プレイ時間30分 年齢8歳~
プレイ人数2~5人 BGGスコア6.6/10 (1561票)
BGG重量1.8/5

「メディバル・アカデミー」ってどういうゲーム?

「メディバル・アカデミー」の紹介

カードゲーム「メディバルアカデミー」は、カードドラフトによってカードを回しながらエリアマジョリティにより点数を稼いでいくゲームとなっています。

まず七枚のボードを並べます。この時ボードには裏表があり、除外されるボードもあったりしますのでその時々で違った条件で遊ぶことが可能となります。そして、ボードはスゴロク上にマス目がついており、対応するカードをプレイする事によって、このマス目を進む事が出来ます。ボード毎に様々な能力があり、ラウンドが終わると上位者に加点は勿論、マイナス点を受け取ったり最後である六ラウンド目のみに大量の得点が発生したりするものがあります。

それらのどれを伸ばすのかを見極めながらカードをプレイしていく非常に戦略性の高いドラフト・エリアマジョリティゲームと言えます。

ラウンドが始まるとまず五枚のカードが配られます。その中から使いたい一枚を選び残りを左ないし右のプレイヤーに全て渡します。そうすると隣のプレイヤーも同様の処理を行っているのでカードセットがやってきます。これからまた一枚取り出し、というのを五回繰り返して、今回のラウンドで使う手札が決定されます。これが「ドラフト」です。

次にプレイフェイズが始まります。手番が回ってきたら手札から一枚プレイします。カードにはスートと数字があり、カードをプレイしたら単純にそのボードの駒が数字分上昇します。

ラウンドが終了すると、各ボードの上位者に特殊効果が発動したり、点数が発生したりします。この「上位者に何かしらの効果がある」というのがエリアマジョリティです。

この、ボードのどの部分を伸ばすのか。そのためにどのカードを手札に加えていくのか。隣のプレイヤーにどのカードを渡すと良いのか。という部分が戦略的で楽しい所ですね。

ドラフトゲームで人気が高い作品といえば「世界の七不思議」などが有名ですが、このゲームも中々に考え所があり楽しめるゲームではあると思います。

ただし、六ラウンドゲームを行うのでちょっと淡々とする瞬間があり、公称時間である三十分ではちょっと終わらないかなと感じます。八歳から遊べるとありますが、これもちょっと難しいかなと思ったり。とはいえルール自体はシンプルですし、コミカルなキャラクターに惹かれる人も多いと思います。

カードに数字が2~5でスートあたりの種類が少ないのも魅力ではありますが、その分最初に配られるカード運に左右される部分があるのは確か。エリアマジョリティゲームとして運の要素が強すぎるかなというのが正直なところです。

手軽にドラフト・エリアマジョリティを楽しみたい。遊ぶ度に展開がかわるゲームに魅力を感じる方にはオススメです。がっつりとしたゲーマーズゲームではありませんので、わいわい楽しくプレイできるメンバーだと盛り上がれるゲームになっていると思いますよ!

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前メディバル・アカデミー
(Medieval Academy)
デザイナーニコラス・ポンシン
おすすめ度★★★☆☆ ルール難易度★☆☆☆☆
運要素★★★☆☆ 知略・思考要素★★★☆☆
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