タイル配置とリソースのやりとりが楽しいほどほどの重めが心地良い「キーフラワー」レビューと感想
2016/01/21
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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | キーフラワー (Keyflower) |
デザイナー | セバスチャン・ブリーズデール
リチャード・ブリーズ |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 90 − 120分 | 年齢 | 12歳~ |
プレイ人数 | 2~6人 | BGGスコア | 7.98/10 (7737票) |
「キーフラワー」ってどういうゲーム?
「キーフラワー」の紹介
キーフラワーは、自分の町を広げるためのタイルを競り落としつつ、各資源を生産しながら勝利点を稼いでいくボードゲームです。
基本的にはミープルが各アクションをするためのリソースになります。タイル一つ一つが様々な行えるアクションを示しており、それの上にミープルを置く事によりそのアクションが行えます。
自分の待ちにタイルを設置するにはミープルによってオークションをしていきます。オークションに賭けられているタイルのアクションもできます。さらには他のプレイヤーのタイルのアクションも行えます。ここらへんがなんともユニークで面白いですね。
ラウンドが終わった後、それらミープルはそのまま自分の物になり次のラウンドへ移行するので、他のプレイヤーが利用しやすいタイルを所持して皆に使って貰い、行えるアクションの数を増やしていくイメージ。かなり直感的な拡大再生産とワーカープレイスメントのメカニクスになっていると思います。
また、オークション、アクションでだれかが特定の色のミープルを置くと、次に置く人はその色で固定されます。自分の持っているミープルの色に偏らせて確実にアクションを実行したりといった事ができます。
タイルは資源を生産し、それらを運搬、消費することによりアップグレードなどをする事が出来、さらに効果を発揮したり、点数になったりします。
ラウンドを繰り返していく毎にどんどん資源やミープルが回転していくのは中々バブリーながら、悩み所もほどほどあり、オークションでタイルを落とすか、アクションを行うのかという選択肢も中々に面白いです。
生産系タイルをどう集めていくのか。運搬系タイルに何処まで手をだすのか。どこから勝利点を稼ぎにいくのかという選択肢がなんとも楽しい感じですね。
ゲーム時間は少し長めですが、中々に放牧的で制限がないのでのびのび遊べると思います。反面際限なくリソースがたまったりするので後々のラウンドではオークションにも競りの楽しさが薄く、若干消化試合感が強いでしょうか。
他人のタイルを使いつつ、自分がしたい事をしつつも他のプレイヤーにはアクションを取らせない、ワーカープレイスメントの先取りの戦略性はありますので、カタンのような町拡張を楽しめつつ、ワーカープレイスメント風のアクション行動系のボードゲームと聞いてピンと来るなら楽しめるゲームだと思います。
※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | キーフラワー (Keyflower) |
デザイナー | セバスチャン・ブリーズデール
リチャード・ブリーズ |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 90 − 120分 | 年齢 | 12歳~ |
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