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チキンレース感が楽しいすごろくボードゲーム「ウミガメの島」レビューと感想

      2016/01/21

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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ウミガメの島
(Die heisse Schlacht am kalten Buffet)
デザイナーアレックス・ランドルフ
おすすめ度★★★☆☆ ルール難易度★☆☆☆☆
運要素★★★★☆ 知略・思考要素★☆☆☆☆
プレイ時間20分 年齢6歳~
プレイ人数2~6人 BGGスコア6.26/10 (319票)
1990年
ドイツ年間ゲーム大賞
ゲーム部門推奨リスト入り

「ウミガメの島」ってどういうゲーム?

「ウミガメの島」の紹介

ボードゲーム「ウミガメの島」は、シンプルなすごろくにチキンレースとちょっとしたお邪魔要素を追加した盛り上がれるファミリーゲームになっています。

ボード中央には大きな島と、その外周をぐるりと囲う用にマスがあります。ここを周回していきながら、21のマスに来たら勝利点カードが貰えるという基本的にはシンプルなスゴロクになっています。

手番では当然ダイスを振るわけですが、出目が決まったところでさらにダイスを追加するかどうかを選択する事が出来ます。しかも、ダイスを追加して振ると出目の合計値が二倍に!! 三つ振ると三倍!! ただし、出目合計値が8以上になるとバーストして振り出しに戻ってしまいます。

ダイスは最大で三つまで。つまり7*3で最大21マスも進めちゃうわけで、つまり一周出来ちゃうことになるんですね。

というわけでただのスゴロクなんですが、チキンレースというか、ギャンブル的な要素が追加されていてそれだけで子供は大喜びできると思います。

さらにこのゲーム、他のカメがいるマスに止まると上に乗っかることが出来ます。

もちろん、乗られたカメはえっちらおっちら上のカメを乗せたまま進む事になってしまいます。それだけならまだしも、ダイスを振るかどうかを上のカメに指示されるのです!! これがもう大変。あまつさえ得点カードも上のカメに取られちゃう!!

というわけでちょっと強めの攻撃要素があったりして、出目によってはどうにもならずにガッツリ点数的に凹んでしまう事があったりします。

もしも子供を交えて遊ぶ時は、子供のカメは上に乗れないなどいったちょっとしたハンデを上げて調整してあげるといいかなと思います。純粋なチキンレースすごろくというだけでも非常に楽しい本作。家族で、もしくは子供と遊ぶ機会があるなら持っておいても損はない一作になっているかなと思います。

かけ算の要素と、軽いダイスの出目による確立計算の要素がありますので、小学校中学年くらいの子供には丁度良い頭の運動にもなるでしょう。わいわい楽しく盛り上がりながら自然と駆け引きができるようになるかと思います。

反面、運の要素が相当に強く、戦略的な事はあまりできないのでゲーマーズゲーム好きだったりする方には合わないと思います。純粋に運の要素を楽しめる。ファミリーゲームを探している。子供と一緒に遊ぶゲームを探している方にはオススメな作品になっているかと思います。

この「ウミガメの島」、かなり昔に発売され、タイミングを見てリメイクされ続けている作品でもあります。やはり「すごろく」というのはどこの国でも愛されるゲームルールなのでしょうね。

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ウミガメの島
(Die heisse Schlacht am kalten Buffet)
デザイナーアレックス・ランドルフ
おすすめ度★★★☆☆ ルール難易度★☆☆☆☆
運要素★★★★☆ 知略・思考要素★☆☆☆☆
プレイ時間20分 年齢6歳~
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