建築士を雇い様々な建物を建ていくカードゲーム「古代の建築士たち」レビューと感想
2016/07/19
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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | 古代の建築士たち (The Builders: Antiquity) |
デザイナー | フレデリック・ヘンリー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 30分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 2~4人 | BGGスコア | 7.1/10 (390票) |
BGG重量 | 1.9/5 |
「古代の建築士たち」ってどういうゲーム?
「古代の建築士たち」の紹介
カードゲーム「古代の建築士たち」は建築士達を雇い建物を建て、お金を得ながらさらに新しい建物を建築していく拡大再生産が楽しいゲームとなります。
海外アニメ調なイラストが楽しいゲームになっています。場には建物や雇うための建築士たちがおり、手番で3アクションポイントを使ってゲームを有利に進めていきます。
建築士を雇う・割り当てる、建物カードを取る、奴隷や道具の購入などをしながら建物を建て、勝利点を稼ぐのがこのゲームの目的。建築士達には能力値があって、建物にも建築するために必要な能力値があります。というわけで、建物を建てるために必要な能力値になるように建築士を配置していくわけですが、そのためには仕事をするためのお金が必要というわけですね。
建物を建てたときの報酬としてお金が貰えますが、それ以上のお金を使ってしまっては元も子もないわけで、ちょっとした計画性が必要になってきます。
それを助けるために奴隷といったちょっとブラックな要素や道具、借金といった事が可能になっています。
それらを上手く使い、最終的にいち早く17点を獲得したプレイヤーが現れたらもう一周だけ手番を行いゲームが終了します。
カードを付きあわせるだけで必要な能力値がわかるのはプレイアビリティが高いですし、何をすればいいのかというのが一目でわかるシンプルさも良い感じ。
ただし、どのタイミングで道具を割り当てるのか、建築士として使えるお助け建造物はどういう扱いになるのかなど、ちょっとした例外処理が少し煩雑。ここらへんはもう少しシンプルにしても良かったのではと思ったり。建築士達を強力にする教育といった要素など面白いアイデアは多々あるだけにそこがちょっと残念。
建築系のゲームが好きな人は特に楽しめると思います。ゲーマーズゲームというわけではなく、運の要素もほどほどにあるファミリーゲームといったところ。簡単な経済ごっこができるため子供も熱中して遊ぶ事が出来るゲームになっているかと思います。(奴隷や借金といったネガティブな要素があるためちょっと注意が必要ですけれども)
アニメ調のアートワーク、シンプルめな建築ゲームなのでカジュアルなプレイヤーにもってこいのゲームでしょう。雇う建築士達をどういう風に割り当てていくのかという計画性が楽しいですし、お金の差し引き計算も中々に面白みがあります。お手軽に遊べる拡大再生産ゲームとしてオススメです。
ゲーマーズゲームというわけでもなく、戦略性が問われるものでもないため、がっつりと遊びたい人には合わないかもしれません。ファミリーゲームとしてほどよい難易度と楽しさのゲームだと思いました。面白かったですよ!
※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | 古代の建築士たち (The Builders: Antiquity) |
デザイナー | フレデリック・ヘンリー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
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