硬派でファンキーなエクストリームスポーツ・サーフィンボードゲーム「タバルア」レビューと感想
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名前 | タバルア (Tavarua) |
デザイナー | コーディー・ミラー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 30~60分 | 年齢 | 13歳~ |
プレイ人数 | 1~6人 | BGGスコア | 7.9/10 (64票) |
BGG重量 | 2/5 |
「タバルア」ってどういうゲーム?
「タバルア」の紹介
ボードゲーム「タワルバ」はサーフィンをテーマにしており、波の状況を読みボードを乗りこなし、ライバルよりも点数を稼いでいくゲームです。
ゲーム概要
ゲームは毎ラウンド、手札からカードを出しそれぞれのプレイヤーがやりたいことをやっていく同時進行で行われていきます。
海へ入る前にどのボードで行くのかどうかを決めます。ショートとロングがあり、ロングは安定しているけれどもトリックが決めづらく、ショートは不安定ですが様々なトリックが出来ます。
ボードが決まったら海へ。カードをだし、その数字分沖へと向かって泳ぐことが出来ます。波は毎ラウンド陸へと流れていきますので、程よいところでこれまた波に乗るアクションを選択します。
波の上にはダイスが乗っており、これがゲームボードに書かれている数字より大きければ波乗りできる十分な波の高さとなります。
波に乗ったら、毎ラウンドカードを出していきます。このカードによりボードのどの位置に移動するのかを決めます。例えば↓3のカードを出したらボードの下方向に3マス勧めます。あとはウェーブカードが毎ラウンド公開されますので、それによってもバランスを崩してコマが動きます。
ボードから落ちずにトリックを決め続ければ高得点。
これを繰り返していき、一番点数を稼ぐことができたプレイヤーの勝利となります。
ゲーム感想
まさにスポーツシミュレーションという感じのゲームです。大きい波と小さい波の繰り返しの中で、自分の行けそうな波を見つけ、乗る。乗った後も自然のいたずらに抗いながらもトリックを撮り続ける。
そんな実際のサーフィンでもありそうな事が一つ一つ見事に表現されていると思います。
全員同時アクションというのも理にかなっているし、個人的にはかなり好きな部類です。
ゲームとしてはソロゲー感が強いのですが、それもスポーツ、特にトリックを決める系のこういったジャンルはリアルでもそれぞれのトリックの点数を競いますししっくりときます。
様々な特殊カードも用意されており、それらをうまく使い効率よく波を乗りこなしていく。それによってスコアをたたき出しながらも、他のプレイヤーも同じようにスコアを稼いでいますので安心できません。
何度も何度も波に乗り、ボードを変え、手札を調整して・・・。まさに海でサーフィンをやっている感じ。好きな人が好きな要素をただただ詰め込んだんだなあと思えるゲームになっています。
ワールドツアールールだと、それぞれの海に合わせてウェーブカードの構成を変えたりとこれまたすさまじい念の入れよう。
単純なボードゲームとして見るよりも、まさにサーフィンシミュレーションゲームといったほうがしっくりときますし、面白いです。
スポーツゲーム好き、エクストリーム・スポーツ好きには堪らない作品でしょう。逆に単純なゲームとして他人との絡みや効率、ファミリーゲームを求めている人にはちょっと違うかなといった所。好きな人にはガッツリハマれるゲームです。
名前 | タバルア (Tavarua) |
デザイナー | コーディー・ミラー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 30~60分 | 年齢 | 13歳~ |
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