タイル配置とリソースのやりとりが楽しいボードゲーム「シンガポールの商人」レビューと感想
2016/01/21
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名前 | シンガポールの商人 (Singapore) |
デザイナー | ジルフェスター・ペール |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
運要素 | ★★☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 90分 | 年齢 | 12歳~ |
プレイ人数 | 3~4人 |
「シンガポールの商人」ってどういうゲーム?
「シンガポールの商人」の紹介
ボードゲーム「シンガポールの商人」は、プレイヤーがシンガポールの商人となり、商館をたてながら様々な商品を動かして覇権を競うゲームです。
最初にマップを組み、そこにタイルを配置していきながら広がっていく街並みが楽しいボードゲームとなります。それぞれのプレイヤーが店や道を建設しながら、それらの店を利用していきます。建設するときは土地に価格があり、その額を払わなければならないのですが、どこに何を建設するかは、点数最下位プレイヤーが勝手に決めちゃいます。これでバランスが取られているわけですね。
手番では自分のコマを動かす事によって、止まったアクションを実行する事が出来ます。アイコンを見ればある程度どういうアクションがあるのかわかりますので迷う所は特にありません。
どんどん店が広がっていきますので、勝利点を得るために様々な商品をアクションによってゲットしていき、それらを回していくコンボを作る楽しさがありますね。
また、黒いタイルは能力が高めで、違法な利益を上げている店となります。それらを利用すると袋からチップをを取り出します。黒なら特になにもなく、白なら強制捜査が始まります。違法薬物などをもっていないか確認して、あれば商品が半分取られるという手痛いペナルティも。
どれだけリソースを集めるのか。どこまで違法店を利用するのか。そういったチキンレースのような要素もちょっとあるような感じですね。
ゲームとしては全体的に難しい要素は特になく、最下位プレイヤーによって店の位置を決められますので絡みが結構強い印象ですね。全体的に淡々としがちで、緩急があるようなゲームではありません。ゲーム全体を通して効率よく点数をどう稼いでいくのか考えていくようなゲームですので、そういうのが好きな方は楽しめると思います。
ボードが道やプレイヤーチップで埋め尽くされるので、ちょっと箱庭というよりごちゃっとした印象が強いです。
拡大再生産要素も少なく、どんどん広がっていく街を練り歩きながら商品のやりとりをする事で利益を得ていくイメージですね。移動・運搬ゲームが好きな方に向いていると思います。
効率良く動くことによって点数を稼ぐ、ちょっとしたチキンレース要素、広がる街並み、アクションコンボ。こういった要素に惹かれるならオススメなゲームとなるかなと思います。
名前 | シンガポールの商人 (Singapore) |
デザイナー | ジルフェスター・ペール |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
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