荒廃した世界を歩くRPGボードゲーム「ポストヒューマン」レビューと感想
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名前 | ポストヒューマン (Posthuman) |
デザイナー | |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★★★☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 30~120分 | 年齢 | 13歳~ |
プレイ人数 | 1~4人 | BGGスコア | 6.7/10 (1002票) |
BGG重量 | 3.2/5 |
「ポストヒューマン」ってどういうゲーム?
「ポストヒューマン」の紹介
ボードゲーム「ポストヒューマン」は、人類がほぼ絶滅した、荒廃した世界を歩きながら、装備やステータスを強化しつつ人類が未だ生き残っていると言われる要塞を目指す対戦型RPGゲームです。
ルール概要
それぞれのプレイヤーは担当するキャラクターを受け取り、荒廃した世界を探索することになります。それぞれのプレイヤーが自身の前にタイルを配置しつつマップを作っていきます。
ラウンド開始時に全員が秘密裏に今回行うアクションを選択します。これをターンで各フェイズごとにアクションを実行していきます。周囲を探索してタイルを配置したり、移動したり、キャンプをして回復したり・・・。
それを行いつつ、イベントを解決したりミュータントを倒したりして経験値を集め、自身を強化していきます。
基本的にはそれだけですが、イベントやミュータントの難易度がどんどん難しくなっていき、減っていくリソースを睨みながら自身の生存範囲をいかに広げていくのが悩むのが楽しいゲームとなっています。
ゲーム感想
荒廃した世界、ミュータントが闊歩し狂った人々が行手を阻む。文字通り終末世界な世界観が大きな魅力のゲームとなっています。
そのフレーバーが示すとおり、カツカツなリソース、手強い強敵とイベント、ガッツリなRPGルールと。要素てんこ盛り。
PCゲームだとファールアウトやドントスターブ、映画だとマッドマックスあたりが好きな人はぐっと来るのではないでしょうか。
RPGとしては共有マップではなく個々のマップを作っていく、というのがミソ。ルール自体もソロプレイに近くそれぞれで処理していけますのでダウンタイムは以外となかったりします。戦闘も同時進行でいけちゃったりします。
かといって絡みがないか、と言われればそうではなく、お互いの交渉ルールやラウンドイベントによる効果、脱落したプレイヤーがミュータント化し攻撃してくる、という要素もあります。
戦闘ルールやや複雑で枝葉が多く、どうやっても積む、という所はありますが、それを乗り越える事ができれば本作だけの特別なプレイ感を味わえることでしょう。手強いRPGを求めてる人にはオススメです。協力ではないので、逆にそこが良い、という人もいるのではないでしょうか。
時間をかけて、濃厚な世界観が味わいたい、という人にも本作はハマるでしょう。面白いですよ!
名前 | ポストヒューマン (Posthuman) |
デザイナー | |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★★★☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
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