フィギュア塗りの初期段階、ベースを塗る
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昨今はボードゲームにもミニチュア(フィギュア)が同梱されていることも増え、それを塗装することも増えてきました。
独学ながら、私もミニチュア塗装を何度か行っていますので、その記事を掲載しています。
下地処理が済んだら、ベースの色を塗っていきます。
細かいディティールは無視し、肌の色や服の色など、大まかな部分を塗っていきます。
また、それぞれのキャラクターがどういった配色をしているのかも確認していきます。
大抵の場合、同梱されているルールブックやコンポーネントにイラストがありますので、それを常に確認できるようにしておきましょう。また、動物や人物などを塗る際は、googleなどで画像検索し、似た動物や人がどういった模様をしているのか、どういう配色をしているのかも確認していると、よりリアルに仕上げることができます。
塗料を筆につける
塗料の蓋を開けるときは、必ずよく振ってから開けましょう。また、ボトルタイプの場合、蓋のところにベロがあり、ここに塗料がたまりますので、筆で直接拾います。ミニチュア塗料はそれぞれの色で細かく用途別に色が調合されていますので、基本的にあまり色同士を混ぜません。
筆に塗料をつけたらティッシュなどで少し落とします。塗料を塗りすぎるとフィギュアの溝が埋まってディティールが削れますので注意しましょう。
隠蔽力
塗料については隠蔽力を考慮していく必要があります。基本的に黒の上に明るい色を塗ろうとしても、透けてしまい、上手く色が乗りません。多くの場合、黒・白>暗い色>明るい色という感じで隠蔽力に違いがあります。黄色や肌色など、明るめの色を塗りたい場合は、その前に白を塗っておくと綺麗にぬれます。
また、シダテル塗料シリーズでは、隠蔽力が高くベース用途の「ベース」、その上に塗る隠蔽力が弱い「レイヤー」、わざとムラを出しリアルな質感をだす「ドライ」といったものがあります。
二度、三度塗りで色をつけていく
実際に塗り始めます。
色むらや、はみ出ることをあまり気にせずガシガシ塗っていきます。
筆に塗料を取り、ティッシュで少し落としてから塗り始め、塗料を伸ばします。ミニチュア用塗料は基本的によく伸びますので、水は必要ありません。しかし、かすれる感じがしてきたら、少し水をつけ、これもまたティッシュで水分を落とし、塗装済みで少し塗料が多めの所から伸ばすように筆を動かすと均等に塗料を塗っていくことができます。
同じ色の部位がある所はまとめて塗っていく
人間の場合、特に肌などは、同じ色で配色する事が多いと思います。金属部分の銀色とか。そういう場合、各フィギュアの同じ色の部分をまとめて塗ってしまいます。
コツとしては、ある程度はみ出てもいいので、白い部分を極力なくすように塗っていきましょう。
また、1色を塗ったら、乾くのを待つ間に別の色を塗る、という感じでやっていきます。
私は塗料がもったいないので、塗っていて塗料があまったら、別フィギュアの適当な場所に使っちゃったりします。この画像だと、黒人男性の襟に銀を使い、余ったので黒人女性の耳飾り、そしてさらに黒を混ぜて続けて黒人女性の髪に塗りました。
ここらへんは好みの問題でもあります。私は気にしないので結構手本を無視したりします。
守るのは唯一つ。溝を潰さないよう、薄く、全体的に塗ること。今もムラがありますが、二度塗り、三度塗りで綺麗になります。