沢山の動物ダイスがかわいいダイスゲーム「荒野の1ドルペンギン」レビューと感想
2016/01/21
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名前 | 荒野の1ドルペンギン (A Fistful of Penguins) |
デザイナー | ジョナサン・フランクリン |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★★☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 15分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 1~6人 | BGGスコア | 6.14/10 (751票) |
「荒野の1ドルペンギン」ってどういうゲーム?
「荒野の1ドルペンギン」の紹介
ダイスゲーム「1ドルペンギン」は、沢山のダイスを振って動物を集めながら点数を集めていくシンプルなゲームです。
ラウンド毎にダイスが増えたり、振り直したりと様々な方法で点数を稼いで行くコンボ感がクセになります。
使うのは様々な動物の模様が彫り込まれたダイス。こういったダイスゲームは、専用ダイスっていうだけでワクワクしてきますね!
この動物の組み合わせで役が出来、その時に取れる点数が変わってきます。カンガルーだとカンガルー×カンガルーの点数、ヘラジカとリスのセットだとヘラジカが9点などなど。ペンギンが揃うとペンギンチップが貰えてダイスを振り直せたりダイスを追加できたりします。
ライオンが出ると他の動物がでちゃうので、どうにか出ないように祈りながら振ったりします。
ラウンドが進むにつれて振れるダイスが増えていくのでジャラジャラ感がなんともいえず、盛り上がります。
というわけで、ゲームとしては非常にシンプルな役ありダイスゲーム。グリードなどが好きな方はこちらも楽しめるはず。かわいらしい動物を集めていくため子供にはもってこないのゲームでしょう。
組み合わせや振り直し、ダイスの追加などでちょっと頭を使うパズル的な要素もあったりするので、大人が遊んでも中々盛り上がります。
ギャンブル的なゲームで、ダイスを使いますので勿論運の要素が相当大きく、そこまで戦略的ではありません。パーティーゲームみたいに大きく盛り上がるゲームではありませんので、家族や友達と軽く楽しむゲームと言った所でしょうか。
下位者の救済要素も特にありませんので、こういう所のバランサーはちょっと欲しいかなと思いつつも、短い時間でサクっと回せますから気になる程度ではありません。
6人まで遊べるのも魅力。ただ、手番以外の人は待つだけのためダウンタイムが長く感じてしまいます。四人くらいが丁度良いかなと思います。
なによりペンギンチップを始め、かわいらしいコンポーネント満載ですのでカジュアルに楽しめる作品に仕上がっています。
ダイスゲーム好き、家族でゲームを遊ぶ事がある、沢山のダイス、子供へのプレゼントとして丁度良いゲームなのではないでしょうか。戦略的なゲームや、ゲーマーズゲームが好きならちょっと合わないかなと思います。キャッチーな見た目も手伝い女性の食いつきが良く、何も考えず遊べるのでゲーム最初の一作としても良いかもしれません。
名前 | 荒野の1ドルペンギン (A Fistful of Penguins) |
デザイナー | ジョナサン・フランクリン |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★★☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 15分 | 年齢 | 8歳~ |
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