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ひたすら声出しの一日! ゲームマーケット2016年秋、出展側参加レポートと感想

      2018/02/25

NEWS : ゲームマーケット支援ツール「ゲームマーケットチェックするやーつ」を作りました。

ゲームマーケット2016秋の開催が終了しましたね。私も出店側で参加してきましたよ。今回はそのレポと共に色々思った事をまとめましたよ!

事前宣伝の重要性

今回全体を通して思ったことは、事前宣伝、周知がとても大切なんだな、ということです。今回私がお手伝いした作品は「ダイスロードレース」という作品ですが、正直な所宣伝不足だった感は否めません。

当サイト「board game every day」では数日前に記事を投稿していますし、twitterなどでの宣伝も薄かったかなと。それでも当日は数名が指を指し「あれだよ」みたいな会話をしていたのを見ましたし、効果はあったかなと思います。

宣伝については、どれだけの手段を保有しているのか、がとても大切だなと感じます。面白いものを作れば確かに皆楽しんではくれます。しかし「私も欲しい」と思わせるようなゲームが商業ゲームにすら少ないのもまた事実。

ブラフやカタンを遊んですごく楽しかったからといって、全員が購入するか? というとまた違うように。ゲームマーケットという、ある意味で「買うためのイベント」にやってくる人にどれだけリーチできるのか、は大きな課題になるように感じました。

見た目のキャッチーさ

作品名、ゲームコンポーネント、フレーバー、なんでも良いですが、ひと目で人を引きつける「なにか」があると人は止まりやすいようです。当サイトでもレビューさせて頂いた「エーミール」や「ウニコルヌスの騎士たち」などはまさにそれで、twitterでの反応も中々よかったようです。

「ダイスローロードレース」はというと、スポーツ、ロードレースという事で刺さる人には刺さりますが、ゲームマーケットのメイン層とは少し違うのかなという感覚を得ました。

実際、自転車というだけで買っていく人は多いですが、それ以外の理由で即座に買っていく人はほぼいませんでした。

また、見た目のキャッチーさは他との差別化に大きく貢献します。隣のブースト違うだけで、立ち止まる人は非常に多いようでした。

声掛けと紹介の効率化

というわけで、私達は通る参加者にひたすら声掛けを続けました。声に反応して立ち止まってもらえても、中々近づいてもらえません。

というわけで二秒でも立ち止まって目があったらゲーム紹介開始です。このゲームは何なのか、普通と何が違うのか、実際遊んだらどう盛り上がるのか、どういう勘所があるのか。ひたすら畳み掛けます。

喋りながらその人がどういうタイプの人なのか、どこで反応を示すのかを見つつそこを掘り下げていきます。何度も説明しながら大まかな方向性を定めていきテンプレ化していきます。

最終的にはインスト含め一分半くらいでできるようになりました。

あとはひたすら声掛け、喋り倒しです。待ってても人はこないという事を痛感した一日でありました。

メリットとしては、購入していただいた方ほぼ全てに基本ルールのインストは済んでいますので内容がきちんと伝わっているということでしょうか。本作に面白みを感じる人達にしっかりと渡っているよう感じました。おかげさまでtwitter上での反応も中々よろしいようで、大変ありたいことだと思います。

面白いのはインストしていると人が集まってくるという事。人が止まっているブースには他の人も立ち止まるという感じですね。最終的には通りがかる人とちょっとだけ仲良くなって数時間ごとに売れ行きを確認されたりしたのは面白かったです。

board game every dayの効果

また、今回は当サイトの宣伝効果を実際に目で見ることが出来たというのも個人的にはとても大きかったです。「ノンオブラートレビュー」により、ゲームマーケット前に同人ゲームを遊びレビューする事で当サイトに記事が載るわけですが、そのPV含め、実際にどれほどブースに人が来るのか。

やはり時事イベントという事で、一日あたり記事には100アクセスほどがあり、一作品あたり最低でも5000アクセスくらいは稼げているのではないかなという感覚と、そこからとっかかり、どういうゲームかというのは宣伝できていたのかなという手応えはつかめました。

当サイトがどれほど認知されているのか正直な所まだまだ不明なところではありますが、ある程度見られてはいるのかなと感じることが出来た一日でした。

結果

というわけで、色々と勉強になった一日、持ち込んだゲームはほぼ全て売ることができました。

足はがくがく、喉は消耗しきり、というボロボロの状態にはなりまたがなんとかやりきることが出来ました。現地で私達のブースに来た方はその必死さを感じられたと思います。

それぞれ参加者でノウハウはあるとは思いますが、私が感じられた事は以上となりますよ。

次は2017神戸ですね。次回私が出展側でお手伝いするかはわかりませんが、もしそうなったら現地でおあいしましょう!! 面白いゲームに出会えることを楽しみにしています!


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