パーティーゲームの新定番!! 頭を捻らない大喜利カードゲーム「私の世界の見方」レビューと感想
2016/06/17
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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | 私の世界の見方 (Wie ich die Welt sehe...) |
デザイナー | アース・ハーステトラー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★☆☆☆☆ |
プレイ時間 | 30分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 2~9人 | BGGスコア | 7.1/10 (201票) |
BGG重量 | 1.1/5 | 2005年 ドイツ年間ゲーム大賞 | ゲーム部門推奨リスト入り |
「私の世界の見方」ってどういうゲーム?
「私の世界の見方」の紹介
パーティーゲーム「私の世界の見方」は大喜利系のゲームでありながら、頭をあまり働かせる必要もなく軽ーく遊べるカードゲームになっています。
様々なお題が書かれた90枚のお題カードと、それへの回答とするためのそれカードがなんと400枚近く用意されております。
お題カードには簡単な文章に虫食いで一箇所、もしくは二箇所空欄になっていて、これに対して手札である「それカード」を各々一枚ずつ出していくわけです。
こんな感じですね。一枚ずつめくりながら笑ったり感心したりしながら、最終的に親が一つのカードを選択します。そのカードを提出した人が見事お題カードをゲット。これが得点になるという非常にシンプルなゲームになっています。
シンプルと言っても、用意されたお題は本当に大量に用意されていて、もし同じお題に当たったとしてもそれに提出するカードは毎回違うわけで、非常に盛り上がります。大喜利、プレゼンテーション系のゲームというのは、お題が出されたらそれにどう答えれば良いのか、という考える時間がどうしても発生する物ですが、このゲームではそういった問題はほぼ発生しません。
手札からカードを出すだけだし、全員が一斉に出すので本当にさくさくっと進んでいきます。
そしてまた、皆の出すカードが本当に面白くて楽しいです。皮肉めいたもの、真面目なもの、ブラックなもの。多種多様なお題のとらえ方良く現れているのかなと思います。
このゲームは数年前に一度遊んで以来、ずっと欲しい欲しいと思い日本語版が出るのを大変楽しみにしていましたが、今回ようやく発売とあいなりました。日本語版が出るに辺り、半分以上のカードがオリジナルのものに置き換わったというのですからその力の入れようが窺えますね。
ゲーム的に見ると「自分が面白いかどうか」も大切なのですが、「親に響くかどうか」を考えるのも非常に重要になってきます。受けを狙うべきか、真面目に行くべきか。そういったちょっとした戦略みたいな所もありつつも楽しく遊べますので本当にパーティーゲームといったところ。
プレイ人数も多く、色んな場面で活躍すること間違いなしの文句なしの傑作だと思います。
ちょっと収束性が悪く、得点であるカードが無くなる場合があったりしますので、「指定枚数になったらクリア」よりも「指定数周回したら終わり」って感じの時限性にすると時間調整も簡単で良いかなと思います。
頭を悩ませる必要もなく、さくさくっとまわせながら色々な人にお勧めできるパーティーゲームの新定番といったところ。
コミニケーション系、わいわい系のゲームが好きな人は勿論、万人に手放しでオススメできるゲームですよ!!
※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。
名前 | 私の世界の見方 (Wie ich die Welt sehe...) |
デザイナー | アース・ハーステトラー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★☆☆☆☆ |
プレイ時間 | 30分 | 年齢 | 10歳~ |
プレイ人数 | 2~9人 | BGGスコア | 7.1/10 (201票) |
BGG重量 | 1.1/5 | 2005年 ドイツ年間ゲーム大賞 | ゲーム部門推奨リスト入り |
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