NEWS : ゲームマーケット支援ツール「ゲームマーケットチェックするやーつ」を作りました。
ボードゲームを和訳したいなあという方は割りといます。最近はAmazonなどで海外から取り寄せが楽になりましたし、日本のボードゲームショップでも和訳なしでボードゲームを販売しているところがあります。
ヤフオクなんかでもさらっと和訳なしボードゲームが販売されていますね。手頃だけれど和訳がない。そういう時に挑戦してみようかな? けど実際どういったものが必要なのかな、と考えると思います。
というわけで、必要な環境やソフト、道具なんかをまとめておきます。参考にしてください。
実際に翻訳するうえで行う作業やハウツーなどの記事はボードゲームルール翻訳に必要な手順総まとめ – Board game every dayをどうぞ。
0円でできる
PCさえあれば、基本的にお金は必要ありません。翻訳ソフトは無料のものを使えば良いし、原稿もWordなどにべた書きしたり、googleドキュメントなどを使用すればいいです。カードシールもエクセル何かを使えば作れます。
ネットで検索すれば英単語の意味も詳しく調べられます。便利な時代ですね。
クオリティの高さを求めるなら
とはいえ、せっかくやるなら質を求めたい。となると、いろいろなものが必要になってきます。
ディスプレイ
まずはディスプレイ。普通PCは1画面で利用している人が多いと思いますが、2画面にして作業スペースを広げることにより、片方にルールブック画像、もう片方に翻訳ソフトと辞書サイトを表示させる、といったことができて作業効率が圧倒的に良くなります。
どのPCがデュアルディスプレイにできるか、というのはケースバイケースではありますが、最近のPCなら大体できるかなといった印象です。ディスプレイ自体もそんなに高くないので検討してみると良いでしょう。PCの後ろにディスプレイ用の画面ポートが2つあれば、大抵はデュアルディスプレイができるかと思います。思ったほど高級な環境ではないのです、デュアルディスプレイ。
Adobe
次に、やっぱりAdobeです。Photoshopでカード画像から文字抜き、Illustratorでルールブックpdfからアイコン素材を作成、InDesignでルールブック編集作業。自由度高く、様々なツールによって理想的な成果物を作ることができます。使ってみると実際はそこまで難しいものでもないので、これを機会にマスターしてみるというのも良いかなと思います。
最近はCCというバージョンになり、月額支払で利用できます。セールをやっていることもあったりしますしお安く利用できる方法は探せば色々あります。昔のように一気に数万円が吹っ飛ぶ、なんて事もなくなりましたのでとりあえず使ってみよう、と気軽に利用できるようになりました。無料で一定期間使えたりします。
アドビ公式サイト:クリエイティブ、マーケティング、文書管理ソリューション
同じようにWordやExcelなどのOfficeも月額バージョンが出てます。Adobe製品はやっぱり難しそう、ワードでいいや、という方はそちらを検討するのも良いかもしれませんね。
ただし、Adobe製品を利用して本格的にシールやルールブックを作っていくと、圧倒的に作業時間が増えます!! まあ、クオリティを求めていくなら時間がかかるのはしょうがないですよね。学習コストも決して低いとはいえません。どちらを取るか、時間を取るか、クオリティを取るか、というのはよく考えましょう。
スキャナー
さて、そしてスキャナー。わりと持っている人は多いですね。プリンターが複合機でスキャナー付きということもあります。スキャナー単体だけでも、一万円程度で手に入りますのでお手頃です。
ただし! 私がオススメするのはScansnapです。
本をスキャンするのに利用できるデバイスで、カードをセットすると自動で連続スキャンして一枚ずつ画像化してくれます。スキャナーでやる場合、自分で一枚ずつ並べてスキャンして、画像加工ソフトで一枚ずつ切り離して、さらに必要なら水平化する、という事が必要になってきますが、Scansnapならほぼほぼ自動でこれらをやってくれます。便利!!
とはいえ、機械がやるので妙な余白が出たり、スキャンの質自体にちょっと不満が出ることも。ある程度で満足するつもりで利用すると、圧倒的に作業効率がアップします。どんな感じでスキャンできるかはgoogleなどで検索すればyoutubeや検証記事を上げている人がいると思いますので探してみると良いかと思います。
というわけで、質を求めるなら様々なデバイスやソフトが候補が入ってきます。自分の環境や時間、学習コストなどを考えて採用するものを決めていきましょう!
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