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俺が一番散財できるんだ!! ひたすらお金をばらまくワーカープレイスメントボードゲーム「おかしな遺言」レビューと感想

      2016/01/21

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※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前おかしな遺言
(Last Will)
デザイナーブラディミー・サッチー
おすすめ度★★★☆☆ ルール難易度★★☆☆☆
運要素★★☆☆☆ 知略・思考要素★★★☆☆
プレイ時間45 − 75分 年齢13歳~
プレイ人数2~5人 BGGスコア7.3/10 (5418票)

「おかしな遺言」ってどういうゲーム?

「おかしな遺言」の紹介

ボードゲーム「おかしな遺言」は、莫大な遺産を相続するために散財するという、よくわからないテーマのワーカープレイスメントゲームになっています。

莫大な財産を残したおじいちゃんが最後にのこした遺言は「一番効率良く金を使い切った物に相続する」というもの。プレイヤー達は我先にと財産を使い切るために奔走する事になります。

うーんなんのこっちゃって感じですね!!

とはいえゲームとしては非常にシンプルなワーカープレイスメントとなっています。メインボードで手番順を決めたら、山札からカードを引き、ボードからカードを取り、アクションポイントを使ってカードの様々な効果を発揮する。

カードには様々な物が有り、建造物から使用人、使い捨てのイベントカードまで。これらを使っていかに大きく金を使えるかというのをひたすらに競います。

大量にある金を使い切るために色々するというのはなんとも楽しいですね。バブリーです。

とはいえ目的は使い切ること。建物は家賃を発生させますが同時に売り払うと収入にもなります。以下に金を放出しつつ安く手放すのかというのもミソになってきたりして、中々良く出来ているなと思いますよ。

カードを組み合わせるコンボ感も楽しいですし、やりくりしながらさらにさらにお金を使っていこうと色々考えるのは独特の遊び味があると感じます。

ボードに置かれている公開情報や他プレイヤーの場札も確認しつつ、手番を決める競り合いに挑むのも中々良い感じです。

とはいえ、お金が単純にゲーム終了への得点変わりになっているのが惜しいかなという所。やってることは単純に得点加点形式のゲームを逆にしているだけで、このお金がもう少し別の意味もあるとまた楽しいと思うのですけれど。

不動産の価値上下といった要素、使用人やイベントカードといった一つ一つのルールは凄くテーマとあっていると思うんですけれど、もう少し何か欲しいなっていう感じですね。

基本的にワーカープレイスメントといいつつカード運といった所も強いですので、そういう所がひっかかるのかもしれません。

カードによるコンボ、バブリーな設定、雰囲気抜群のコンポーネントではありますので、テーマにビビっと来たら損はないと思います。

ルールもそこまで難しくはないので初心者でも興味が引かれるなら楽しめるでしょう。

ワーカープレイスメント、カードによるコンボ、アクションポイントなどの要素が好きな方にはオススメです。5名まで遊べて一時間と少しで終わるというのも魅力的ですね。中々にインパクトのあるゲームですよ!

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前おかしな遺言
(Last Will)
デザイナーブラディミー・サッチー
おすすめ度★★★☆☆ ルール難易度★★☆☆☆
運要素★★☆☆☆ 知略・思考要素★★★☆☆
プレイ時間45 − 75分 年齢13歳~
プレイ人数2~5人 BGGスコア7.3/10 (5418票)

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