効率良くタイルを配置していくのがキモの街作りゲーム「グレンモア」レビュー
2016/01/21
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| 名前 | グレンモア (Glen More) |
デザイナー | マティアス・クラマー |
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
| 運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
| プレイ時間 | 45 − 70分 | 年齢 | 10歳~ |
| プレイ人数 | 2~5人 | BGGスコア | 7.36/10 (6157票) |
「グレンモア」ってどういうゲーム?
「グレンモア」の紹介
個人個人でカルカソンヌのようにタイルを配置していき、それによって様々な資源を産出。それらを使って一番勝利点を多く稼いだプレイヤーの勝利。

一つ一つの要素は基本的にシンプルなのだけれど、それがかなり多くなっていてとっつきにくい印象があります。しかしそれぞれがかなりガッチリ組み合っていて、中盤から凄い勢いでゲームが動いていく感覚が凄いです。
タイル一つ一つに効果があり、資源を産出したり、ミープルを動かしたりできるわけですが、その効果を発動させるには設置したタイルから前後左右斜め計8マスにないといけない。なので基本的に1つのタイルは8回効果を発揮します。
さらに、他の人より特定のリソースに差があるとゲーム中数度ある得点計算で+点が入るようになっていて、どの方面で頑張るのか、どうリソースをコントロールするのかが重要になってきます。他の人よりタイルが多いとマイナス点にもなるので、周りを見つつ行動を制限したりされたりといった要素もあり。
お金も自由に使えるようで結構カツカツで、リソースを買うとどんどんレートがあがっていくのもゲームを制限していて面白さに一役買っています。
ここまで他人との絡みがあると、ゲームを組み立てるのが非常に難しい。まさにゲーマーズゲームですね。面白いです。
最終的に差がつきづらい

このゲーム、最終的な差がとてもつき辛いゲームになっています。タイルを多く取得して大量に点数を回したとしても、最後にタイル数差でマイナス点を貰い並びます。他の手法でもそう。特定のリソースを獲得していくプレイをしていても、他の方法で勝利点を稼いでいるプレイヤーと同じくらいになる。その中でいかに効率良くタイルを配置していくか。リソースを回していくのか。それが大事になってきます。
一つ一つのルールが、ゲームをコントロールするために動いててしっかりと組み合わさっているのを感じます。面白いです。一方で運の要素も結構強いのかなと感じます。どうしてもタイミング良くタイルが出るかどうかにかかっている所があります。個人的にこういう運要素はむしろウェルカムです。
拡大再生産の加速感と、互いの行動による絡み、場のコントロール、それぞれがしっかりと組み合った本作。街作りゲームが好きな人は一度は遊んで見てはいかがでしょう。良いゲームだと思います。
| 名前 | グレンモア (Glen More) |
デザイナー | マティアス・クラマー |
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
| 運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
| プレイ時間 | 45 − 70分 | 年齢 | 10歳~ |
| プレイ人数 | 2~5人 | BGGスコア | 7.36/10 (6157票) |
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