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宇宙開拓のSF感と種族別のプレイ感がたまらないボードゲーム「ガイアプロジェクト」感想とレビュー

   

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ガイアプロジェクト
(Gaia Project)
デザイナー
おすすめ度★★★★☆ ルール難易度★★★★☆
運要素★☆☆☆☆ 知略・思考要素★★★★☆
プレイ時間60~150分 年齢12歳~
プレイ人数1~4人 BGGスコア8.7/10 (3282票)
BGG重量4.3/5

「ガイアプロジェクト」ってどういうゲーム?

「ガイアプロジェクト」の紹介

ボードゲーム「ガイアプロジェクト」は、それぞれの種族をプレイしながら星々を開拓していき、覇権を競う、陣取りと戦略のゲームです。

ルール概要

ガイアプロジェクトのベースとなっているのは「テラミスティカ」という重量級ボードゲームです。基本的なルールはそのままに、フレーバーであるSFらしい、追加ルールや改変が行われています。

プレイヤーはそれぞれ種族を担当します。各種族が特殊なルールや建物、得意不得意が設定されており、プレイ感までも違うものになります。

基本的に手番では、自身が既に占領している星の建物をアップグレードするか、別惑星に建物を配置し占領していきます。ただし、別惑星へ建物を建てるには、その惑星を自身の星になるよう、テラフォーミングしていく必要があります。そのためには労働力やパワーが必要となり、それらを確保するために様々なアクションや要素を組み合わせていきます。

また、本作ではラウンドごとで「点数になる行動」が設定されており、そのラウンドで設定された行動をどれだけ即して行っていけるのかどうか、が大切になってきます。

特定建物へアップグレードする、惑星をテラフォームする、特定惑星に建築するなどなど。ゲーム開始時にどの種族のプレイスタイルが今回のゲームに強いのかを考え、ゲーム全体の戦略からして組み立てていけるのかどうか、から含めてゲームの一部として楽しめる作品となっています。

ゲーム感想

基本的にはシンプルです。フィールド上の自陣を増やしていき、勢力を拡大していき、勝利点数を稼ぐ。

リソースも3種類程度、アクションも難しくありません。

ただし、本作を難しくしているのが「ラウンドごとに設定された点数行動」という勝利点獲得要素。ただただ陣地を増やしていくだけでは点数にならず、今回は建物を建てる、今回はアップグレード、と、ゲーム全体の行動からして点数行動に一致させていく必要があります。

今無理をして点数を獲得する行動を取るのか。それともリソース確保や特典確保のために別行動をするのか・・・。そのジレンマに悩まされながら、さらに他プレイヤーとの陣地の取り合いまでも行う。

リソースは常にカツカツであり、どこから手をつけて良いのか悩みながら、着実に自分の有利を構築していく、という差し合い要素どっさりで、そこがまあたまりません。

種族ごとの把握やゲーム自体の特殊性から、敷居の高さと経験値の要求量はどうしても高くなりますが、繰り返して強くなっていく、というゲームをうまくなっていく楽しさ、を味わいたいなら本作はオススメです。プレイ時間は長いですが、密度もまた濃い時間を過ごせると思いますよ。オススメです。

テラミスティカとの違い

さて、ベースとなったテラミスティカとの違いを少し。基本的にテラミスティカとは別で、惑星ごとの陣地になりますのでそれぞれの陣地が離れています。そのためいわゆる船の要素が非常に重要となり、かつ手軽になっていて、レベルを上げなくてもリソースを消費して飛距離を伸ばすことができます。

街作成もある程度手軽となり、それと合わせてパワーもゲーム中に追加されていきます。

総じて、ゲーム全体の難易度はテラミスティカより下がっているのかなと思います。一方、種族差は上記ルールによってかなり差別化されているのかなという印象です。

特定惑星への建築に特殊条件があり、これに最初から入れるようになっていたりします。それぞれの種族が大きく差異があるため、リプレイ性は非常に高くなっているのかなと私は思います。

プレイアビリティは正直少し下がったかな? マップ生成がモジュラー式になり、それによってラウンドの先取りアクションやサマリーが別ボードとなり見づらく、初プレイでは把握しづらくなっています。また特殊アクションがあり、これもまた忘れがち。

様々な建物がボード上に配置されていきますが、地続き、というのはあまりないため視認性もちょっと悪いかなあというのが第一印象ですね。

総評とすると、テラミスティカをある程度カジュアル化、種族ごとの特殊性を前に押し出した緩急あるゲーム展開を目指した別系統作品、というところでしょうか。テラミスティカがもつカツカツ、キツキツというのが苦手、種族知識や経験値量を強要される、という部分が苦手な人は、本作ではその部分が少し抑えられているのかな? と私は思いました(あくまで比較して、ですが)ので、一度遊んでみることをおすすめします。

今後、拡張や種族調整が行われていく事もあると思いますので、その点でも本作は注目シリーズとなること請け合いかな、と思います。

※:日本語ルールが付属していない場合があります。必ず確認してください。

名前ガイアプロジェクト
(Gaia Project)
デザイナー
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