元祖ワーカープレイスメント? ネットワークを構築して乗客を運ぶ「バス」レビュー
2016/01/21
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| 名前 | バス | デザイナー | ジェロエン・ドゥーメン |
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
| 運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
| プレイ時間 | 120~180分 | 年齢 | 14歳~ |
| プレイ人数 | 3~5人 |
「バス」ってどういうゲーム?
「バス」の紹介

バス会社を運営し、住民たちを運搬して点数を稼ぐネットワーク構築なゲームといった感じです。

ゲーム光景はこんな感じ。建物を誘致したり、客を駅に呼び込んだりと、街づくりゲームとしての側面もあって中々楽しいです。
このゲーム、1999年に出たみたいなんですけれど、これがなんとワーカープレイスメントの元祖らしいのです。驚きですね。私はそんなにボードゲームを沢山遊んだわけではないのですが、そう聞くとやってみたくなるのが人間ってものです。早速遊んでみました。
ワーカーは一人20個最初から持ってます。このワーカー、一度使うとゲームから除外されます。使い切るとゲーム終了。だからワーカーの数と相談しながら事を進めることがあります。また、アクション毎に「置いた順に解決」や「後から置いた順に解決」なんてものがあって、これがなんとも面白いです。
そんなわけで、遊んだ感じワーカープレイスメントというよりは、一風変わったアクションポイント制というような塩梅。
できる事はバスを増やす、路線を増やす、人を駅に呼びこむ、建物を立てる、時間を止める、お客を運搬する、スタートプレイヤーマーカーを取る。これだけ。選択肢自体は少ないのですごくコンパクトにまとまっていると思います。路線を整備するのも、どんどんそれぞれのネットワークが広がっていくのが面白いですね。
建物はビアバー、会社、住宅と3つあり、時間によって客はそれぞれの目的地に向かって動き出します。そのタイミングでネットワーク上のバスを動かして客を運搬して目的地まで連れて行けば点数。という感じです。それを邪魔するために時間を止める、なんてアクションもあるのが面白いですね。
ボードもカラフルでポップで楽しげでかわいいです。中々悩ましくもしっかりワーカープレイスメントしていると思います。バスを増やさないと点数が取れないけれど、そうすると先に乗客を動かされるとか、路線を増やさないといけないけれど建物も立てないといけないとか。そういうジレンマがすごく効いています。
手元からどんどんワーカーがなくなっていくというのもジレますね。大体90分程度でさっくり終わる感じなのも良くて、コンパクトでシンプル。

最終的にはこういう光景になります。路線が張り巡らされてカラフル。
| 名前 | バス | デザイナー | ジェロエン・ドゥーメン |
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
| 運要素 | ★☆☆☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
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