台風前に遊び納！「キングオブトーキョー」「傭兵隊長」「ラトル・スネイク」「テラミスティカ」！！

沖縄に台風が接近。という事で、明日が休みだと早合点したゲーマーたちが「サイコロ堂」に集合してボードゲームを遊び倒しました。

アナログゲームショップ「サイコロ堂」

キングオブトーキョー

大味なダイスゲーム、という感じですね。勝利点を稼いだり自分の怪獣を強化したり。ずっと遊んでみたかったゲームですので、ようやく遊べました。今回は最大人数でもある六人で遊ぶ。

六人で遊ぶとかなり殴り合いの応酬で、中々に迫力があります。専用ダイスも大きくて良い感じ。ただ、殴り合い以外にも勝利点を稼ぐ方法があるのと、HPが削りきれると脱落というのがちょっと個人的には好みじゃないかなという感じです。わかりやすくて良いゲームなんですけれどね。

クレオパトラ

お隣ではクレオパトラが稼働していました。建築士となって巨大建造物を建築していくわけですが、それには汚職をする必要があります。カルマというチップを受け取りそれを貯めこみ、それとは別に勝利点もきっちり稼ぐ。最後の最後、建造物が完成すると、クレオパトラがやってきて完成品を見るのだけれど、一番汚職をした悪い奴はワニに食われて脱落する。というなんとも恐ろしいゲームです。

勝利点を稼ぐには汚職をしないと行けないけれど、汚職をするとワニに食べられる。豪華なコンポーネントも相成り中々に痺れるゲームです。

傭兵隊長

良いゲームですね。ルールとして手札を見せたりして相手を揺さぶっても良いというルールが中々に効いています。カードを全て吐き出してもドローする事はできず、ドローするには最低一人以下がカードを持ってる状況にならないといけません。何度もある戦場を、手元のカードをやりくりしながら戦い抜け、領土を拡大していく。

このやりとりが本当にしびれて、好きですね、このゲーム。基本的に数比べというのもまた良くて、でも特殊カードがすごく強いというピーキーさもまた「交渉しても良い」というルールを後押ししていていいんですよね。

「俺かかし二枚と神官二枚あるんだけれど。続ける？　どうする？」なんてちらちらっと見せつつ相手にプレッシャーをかける。そういうの、好きです。

おっぱい・おしり・サンシャイン

ボードゲーム「おっぱい・おしり・サンシャイン」レビュー｜Board game every day

やってみたい！という人がいたのでおっぱい・おしり・サンシャインを持っていく。真夏の海、パーティーをしよう。酒、太陽、そして女の子。おっぱい・おしり・サンシャイン！！　基本的にはコレクションゲームっていうのかな？色々なおっぱいやおしりやギャランドゥを集めてそれを勝利点にする。捨て札にするタイミングでおっぱいカードが出ると「おっぱい！」って叫ばないといけない「おっぱいアラーム」っていうルールがあって、これがまあキモでもあるんだけれど・・・。

正直いまいち面白く無い。詳しいレビューはリンクを診てもらうとして、インストは「ばっかでーｗｗｗ」って感じで笑っていた面子も、遊ばせてみると淡白すぎるゲーム展開にどう反応していいのかわからない様子でした。そうなんだよなあ、バカになりきれていないんだよなあ。もう少しふざけて欲しかったところです。ゲーム光景は大変良い感じなんですけれどね。

テラミスティカ

ボードゲーム「テラミスティカ」レビュー｜Board game every day

アルケミストでプレイ。アルケミストはとにかくお金を勝利点に変えることができる。というキャラクターなのだけれど、砦効果が掘るとパワーに変換できる。という能力も持っている。ここに着目すれば強いという事で、最近やっているのですが、それを行うには、砦を立て、さらには堀レベルを1まであげないといけない。これがきつい。単純にコストを計算すると10労働力、2司祭、19金かかる。これをかき集めるために最低2ラウンドはそのために注ぎ込む必要があって、そこからさらに家を増やして労働力を確保して。とすると結局準備が整うのは3ラウンド以降。

正直アルケミストのこの堀能力は、おまけ程度で、お金をひたすらかき集めるプレイングが正解なのではないかと思う。ゲーム中にどうにか100金ため、50金+宗教関係ボーナスでブースト。そういうプレイ。堀を上げて勝てるよ！　という方がいらっしゃれば教えてくだされ・・・。

マルコポーロの足跡

ダイスを使ったワーカープレイスメントだそう。なんとも楽しげ。それぞれのキャラクターに特殊能力があって、それがかなり強いらしい。ボードゲーム中々雰囲気がありつつ、ワーカープレイスメントとしてアクションも少ない。5ラウンドくらいで終わるみたいで、そこも良いですね。今度やってみたいです。

沢山のダイスを使うゲームは見てて変化があって楽しげですね。

ラトル・スネイク

ボードゲーム「ラトル・スネイク（ガラガラヘビ）」レビュー｜Board game every day

ちょっとした空き時間にさっくりラトル・スネイク。超強力な磁石を置いていくだけ。子供用のゲームなんだけれど、やっぱり楽しい。こういう単純でルール解釈に幅があるゲームって、やっぱり良いですよね。単純で、ドキドキして、盛り上がる。

くるくる回る磁石に「ウワー」「ギャー！」なんて言いながら盛り上がれます。

クロンダイク

HABAの砂金取りゲーム。袋から玉を取り出し、邪魔な石とかだけをお盆から出す。というバランスゲームになるのかな？　とにかく単純で楽しい。皆思い思いの方法で玉を取り出そうとする。さらにおもしろいのは、その人が成功するのかどうかを自分の砂金を元手に賭けることができるということ。これで手番ではなくてもワクワク楽しめますし、やる方もやる方で、成功させるべきかわざと失敗させるべきかで悩める。

子供向けとは思えないくらい痺れるゲームです。やあ、これは楽しい。大きなコンポーネントもすごく良いです。アライグマの木のコマも大きくてかわいいです。

プエブロ

旅行帰りの村長さんが「ウチもモニュメント作りたい！」というので、皆で資材を使ってモニュメントを作る事になります。村長さんは資材を用意したんだけれど、どうにも足りないので、自分たちも提供することに。時折村長さんが見回りに来て、村長さんが準備した資材以外が見えると怒ってマイナス点。隣にある数字ボードは、これ、マイナス点ボードなのだ！！

そんなわけで、ガッチガチのアブストラクトゲーム。ブロックを置いて村長さんを動かす。ガッチガチの殴り合いゲームなのだけれど、今回は皆おとなしく、できるだけそれぞれにマイナス点が入らないように動いていく。このへん、4人プレイで、しかも日本人同士だとこうなるよなーと思いつつ眺める。

パズルゲームとして、二人対戦でやると中々に楽しそう。村長さんをどれだけ動かすのかという思考の読み合いが楽しそうですね。面白いゲームだと思います。