動物園を作ろう!! 動物達を呼んでボードを充実させる「ズーロレット」レビューと感想
2016/01/21
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名前 | ズーロレット (Zooloretto) |
デザイナー | ミヒャエル・シャハト |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 45分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 2~5人 | 2007年 ドイツ年間ゲーム大賞 | 大賞 |
「ズーロレット」ってどういうゲーム?
「ズーロレット」の紹介
ボードゲーム「ズーロレット」は、個人ボードそれぞれの動物園に動物を招待して充実させながら勝利点を稼ぐゲームです。
ゲームに使うのは動物園ボードと大量のタイル。タイルには動物達が描かれていてとても楽しげですね。
ボードに動物を招待するには、トラックで連れてこないと行けません。テーブルの中央にはタイルを裏返しに置いておいて、手番でそれを表にして、三つの空き箇所があるトラックに乗せます。プレイヤーはそれを手番を使って手元に持って来ることが出来、ボードに自由に配置します。ただし、トラックを手元に持ってきたら皆がトラックを手元に持って来るまで手番がパスされます。
いつトラックを持って来るのか、どのトラックに動物を詰め込むのか。その選択が非常に悩み所。美味しい感じのトラックを作ってしまうと他の人に取られてしまいます。
また、お金を使うことにより自分のボードの動物を動かす事が出来ます。ボードには幾つかの檻があって、もちろん動物は一種類ずつしか入れる事が出来ません。この動物の整理をするためにお金を使って移動させるんですね。もちろんこのアクションもトラックを手元に持って来ちゃうとできません。
トラックに動物を乗せるのか、それとも自分のボードを充実させるのか。その選択肢が楽しいですね。
ゲームが進むほどボードが充実していき、動物が増えていくのは楽しく、他の動物園を見ながらどういう風にしていこうかと考えるのも中々に良い感じです。一手一手が大切で、ゲーム全体を見渡す必要が出てきます。子供も出来るシンプルなゲームですが、かなり戦略的な要素があると思いますね。
総点数もそこまで多くなく、マイナス点も発生しやすいので点数状況も団子状になる事が多いと思います。そうした中で他プレイヤーと絡める部分はトラックの部分ですので積極的にタイルをめくりにいくのもまた戦略でしょう。
カジュアルに遊んでも動物を配置していくのが楽しく、ガッツリ遊んでもまた戦略的で楽しいです。色々なタイプのプレイヤーが楽しめるゲームだと思います。タイル配置、設計系のゲームが好きな人にはお勧めです。拡張も沢山出ているようで、揃えるのもまた良いですね。
名前 | ズーロレット (Zooloretto) |
デザイナー | ミヒャエル・シャハト |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 45分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 2~5人 | 2007年 ドイツ年間ゲーム大賞 | 大賞 |
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