民族達と手を取りラクダの道を延ばしていけ! ネットワーク構築ラクダゲーム「サマルカンド」レビューと感想
2016/01/21
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名前 | サマルカンド (Samarkand: Routes to Riches) |
デザイナー | デイヴィッド・V・H・ピーターズ
ハリー・ウー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 45分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 2~5人 | BGGスコア | 6.93/10 (1280票) |
2010年 ドイツ年間ゲーム大賞 | ゲーム部門推奨リスト入り |
「サマルカンド」ってどういうゲーム?
「サマルカンド」の紹介
「サマルカンド」は、砂漠に住む各部族に会いラクダの交易路を作りながら他のプレイヤーと競うゲームです。
ゲームのコンセプトからどういうゲームなのかがちょっとわかりづらいですが、元々は鉄道ゲームだと聞いてなるほど納得、という感じです。それだとそのまま鉄道の方がしっくり来たのだけれど、ラクダになると正直なにをしているのかが良く分からないというのが本音だったり。
各部族と契約すると、その部族の街からラクダの交易路が延びてくる。そんな中で他のラクダとの交易路も延びていき、見事交易路を結べるとお金が貰えたりします。このお金が後々勝利点になるのですが、もちろん部族との契約にもお金が要ります。そしてまた交易路が延びていく。
という風に言葉にすると凄くシンプルなのだけれど、どうすれば勝利に近づくのか、どのメカニクスが楽しさに繋がるのかがわからないままにゲームが終わったりします。
というのもゲームの終了条件を満たすのが結構早くて、色々と手を伸ばしている間にさくっとゲームが終わってしまいます。
また、依頼達成の要素もあるのですが、これがまた視認性が悪く、さらには運の要素が強すぎる。目星の依頼がとられていることもざらという感じですね。
何度か遊び、駆け引きやコマの進め方がわかってくると楽しさが出てくるゲームなのだと思います。
短い時間で遊べますので繰り返して遊ぶタイプのゲームなのかな、という感じ。
盤面に少しずつラクダが現れていくのはカワイイのですが、らくだたちはプレイヤーの持ち物では無く、あくまで各部族達の物。このラクダをだれが他のラクダと合わせるのか。そこの駆け引きに楽しさが集約されていると思います。
ここらへんをインストで教えて貰わないと何をしたらいいのかわからずにほいほいっとラクダ達が合流していき終了がすさまじい勢いで加速していくという感じでしょうね。
ネットワークを拡大するジリジリ感、どのタイミングで部族と契約をするのか、または依頼カードを貰うのか。それら一つ一つの選択肢に悩むゲームなのだと思います。
プレイ時間45分とありますが、ここらへんの選択をあまり考えないと30分以下で終わりそうなほうどさくーっと終わってしまいます。
プレイヤー達の絡みに集約されるゲームですので、ここらへんを楽しみに集まる面子だと抜群に面白くなる可能性があります。雰囲気、ネットワーク構築、依頼達成というところにピンときたら楽しめるゲームかなと思います。
2010年のドイツボードゲーム推奨リストということですが、少しゲーマーズゲーム向けすぎるというか、絡みの部分がストイックなゲームという印象ですね。万人向けとは思えませんが、好きな人は居るかと感じるゲームですね。
名前 | サマルカンド (Samarkand: Routes to Riches) |
デザイナー | デイヴィッド・V・H・ピーターズ
ハリー・ウー |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | ルール難易度 | ★☆☆☆☆ |
運要素 | ★★★☆☆ | 知略・思考要素 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 45分 | 年齢 | 8歳~ |
プレイ人数 | 2~5人 | BGGスコア | 6.93/10 (1280票) |
2010年 ドイツ年間ゲーム大賞 | ゲーム部門推奨リスト入り |
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