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にわとりのしっぽ | |
おすすめ度:★★★★★ | |
ルール難易度:★☆☆☆☆ | |
運要素:★★☆☆☆ | |
思考要素:★★☆☆☆ | |
プレイ時間:20 | |
年齢:4歳~ | |
プレイ人数:2~4人 |
大きなタイルと木製のにわとりがまず目を引く「にわとりのしっぽ」、神経衰弱とすごろくを組み合わせた様なゲーム性がとても楽しく遊べるゲームです。
見た目通り、子供向けのゲームです。対象年齢も4歳からという事で本当にちいさな子から楽しむ事が出来ます。
手番でする事は一つ。裏返しになってるタイルをめくるだけ。この時めくった絵柄が自分のにわとりの居るマスの絵柄が当たれば一マス進む。見事当てることが出来たなら手番継続。まためくることができます。これによりどんどんにわとりを進めていく分けです。
純粋な神経衰弱とは違うのは、めくったタイルはゲームから除外されないという所。ずっと同じ場所にあるので、絵柄を覚えておいて自分の時に必要になったらそれをめくるという事が重要になるわけですね。これがなんとも面白い。
記憶ゲームといわれればそれで終わりなわけですが、それがコンボになって繋がり、どんどんマスを進めていける快感は格別です。子供もその快感が味わいたくて真剣に記憶して遊びます。
また、記憶するには他人が何をめくったのかというのがとにかく重要になりますので、他人の手番中も真剣にゲームに集中してくれます。
大人は大人でこういう瞬時記憶が苦手になっていますから、子供と対戦しても結構良い線いけたりします。
ゲームに勝つには他の人のにわとりを追い越してその尻尾を自分の物にする必要があります。全てのニワトリの尻尾を集めたら勝ち。単純ですね。
神経衰弱とすごろくを組み合わせるとここまで楽しく快感を味わえるゲームになるのかと感心するばかりです。
なにより大人があそんでもきちんと面白いゲームです。記憶した位置でぽんぽんニワトリが進んでいくのは楽しいですし、他のプレイヤーのニワトリがどんどん迫ってくるのはなんともハラハラします。シンプルだからこそ、純粋に熱中できる。そんなゲームですね。
繰り返しあそんでも楽しいゲームですし、飽きないと思います。
もちろん子供の知育ゲームとして良いゲームだと感じますよ。
記憶力は勿論、ゲーム自体への集中力、他人の手番を待つ忍耐力、他人の動作を見る観察力。そういった力が鍛えられるゲームだと思います。また要素として他人の邪魔をするというものがないのも良いです。純粋に自分の記憶力でゲームが進むので、やればやるほど上手くなる実感が味わえるでしょう。
子供が居る家庭はもちろん、見た目がとてもカワイイゲームですからカジュアルに遊ぶ場でも楽しめるゲームだと思います。オススメ。
この写真の時は本当に小さな子と遊びましたが、本気で取り組んでも中々勝負が決まらず楽しいゲームになりました。子供の記憶力は本当に凄いなと思えますね。
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