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言葉を使った人狼!? 脱落者無しで気軽にできる正体隠匿ゲーム「ワードウルフ」レビュー

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ワードウルフ以外にも色々なゲームが収録されています。
ワードウルフ
おすすめ度:★★★☆☆
ルール難易度:★☆☆☆☆
運要素:★☆☆☆☆
思考要素:★☆☆☆☆
プレイ時間:10
年齢:10歳~
プレイ人数:3~10人

さっくり出来る正体隠匿ゲームとして中々に人気が高いです。ゲームとゲームの合間に、ちょっと会話が落ち着いた頃に十分程度でサックリ楽しめる。という感じですか。

ワードウルフは変則的な人狼ゲームで、紙とペンがあれば場所を取らずに手順も要らず、誰でも遊ぶことが出来ます。途中で脱落者が出る事もなく、最後までゲームに参加できるというのも良いですね。

ルールは単純

ルールは至って単純で、全員にお題の書いた紙が渡される。一人だけ別の言葉が書かれており、その人を探すというのがこのゲームの基本ルール。5分とか時間を設定したら、その間で誰が少数派なのかを探す。このゲームの面白いところは、全員が他人のお題をしらないということ。多数はなのに、自分が少数派かもしれない!! というドキドキした状態からゲームが始まります。

ここからの手探りによるコミュニケーションとなります。果たして自分は多数派なのか、少数派なのか。例えば「りんご」と「みかん」がお題ならこんな感じ。

「木になってるよね」
「良い匂いだよね」
「よく売ってるよね」

このように少しずつ少しずつ範囲を狭めていきます。間違っても黄色いよね、なんて言って確定させにいくと少数派に気づかれて嘘をつかれ、わからなくなります。

スマートフォンでアプリもあるようなので、本当に道具が殆ど必要なく遊べるのは良いですよね。ちょっとあいた時間などでの息抜きとして良いゲームです。

手探り感が楽しめつつも、やっぱりコミュニケーション

個人的には、このコミュニケーション部分がわりとやっかいかなと思います。誰が少数派かどうかを探すなかで、喋らない人が出てくるとどうしても詰まってしまう。こういうゲームの場合、喋る人にどうしても焦点があたるので、喋らない人というのは怪しくありつつも話を振るのも難しい。

プレイヤーに参加する姿勢を強いるゲームですので、きちんとゲームが成立するのが難しいというのがコミュニケーションの特徴ですよね。

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