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ファミリーダイスゲーム「死ぬまでにピラミッド」レビューと感想

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死ぬまでにピラミッド
おすすめ度:★★★☆☆
ルール難易度:★★☆☆☆
運要素:★★★☆☆
思考要素:★☆☆☆☆
プレイ時間:20
年齢:8歳~
プレイ人数:2~6人

タイル配置ボードゲーム「死ぬまでにピラミッド」は王さまが死んでしまう前にそれぞれがピラミッドを作っていき、一番良いピラミッドを作ったプレイヤーの勝利となるゲームです。

ルール概要

プレイヤー人数に合わせたダイスを振ります。ダイスは様々なタイルの形が描かれており、手番ではダイスを1つと、それに対応したタイルを取ります。

取ったダイスを配置していくわけですが、基本的にはピラミット型に作っていく必要と、タイルに描かれた模様が直角上にならなければなりません。

これを繰り返し、場に出ている正方形のタイルが全て取られるまでにきちんとピラミッドを完成させ、最も点数の高いプレイヤーが勝利になります。

ゲーム感想

基本的にはシンプルなルールのタイル配置ゲームといった感じです。ダイスと同じタイルを取って、それを配置していくだけ、可愛らしいデザインと、それぞれでどれだけでかいピラミットが作れるのかというチキンレースが楽しいゲームになっていると思います。

どれだけ王の寿命が減っていくのか、というのはプレイヤーに委ねられますので、どこまでゲームに残り続けるのか、というのも非常に大切な要素になってきます。

可愛らしい見た目と裏腹に、なかなかに戦略性が必要なゲームだなと感じましたよ。

一方で、実際にダイスが振られてから、王が死ぬまで、つまり正方形のタイルが取られるまではある程度ターン数があることが多いので、実質リカバリーできる事が多いのですよね。

それがちょっと緊張感にかけるかな、というところもあります。チキンレースのはずなのに、それがリカバリーできちゃうというか。一度ゲームを遊んでみないと、そのスパンが掴みづらいというのもあります。

同じ作者であった「海底探検」だと、試しにやってみて、「あ、以外とだめだったかも!?」という気づきとそれを踏まえてのドキドキ感がすごく楽しかったんですけれど、本作にはそれがちょっと薄いのかなーとか思ってしまいました。

とはいえ、可愛らしいコンポーネントと出来上がっていくピラミット。他のプレイヤーもにらみつつ自分はどこまでいけるのか!? という緊張感はなかなかなものだと思います。

見た目に惹かれた方は一度遊んでみると良いのではないでしょうか。

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