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相手の答えはなんだ・・・タコがあって、オクトパスはない・・・・だと? 3人専用推理ゲーム「百科審議官」レビューと感想

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百科審議官
おすすめ度:★★★★☆
ルール難易度:★★☆☆☆
運要素:★☆☆☆☆
思考要素:★★★☆☆
プレイ時間:30
年齢:10歳~
プレイ人数:3~3人

ボードゲーム「百科審議官」は、それぞれのプレイヤーが設定した答えを推理しながら、点数を獲得していくゲームとなっています。

ルール概要

プレイヤーはそれぞれ、自身の答えを秘密裏に1つ設定します。コンビニにあるもの、とか、手に持てる物、とか、足があるものとか、ある程度範囲が設定されつつ、「はい」か「いいえ」で答えられるものにします。

次に、プレイヤーたちそれぞれの色が割り振られた紐で円を作り、それぞれがまんべんなく交わるようにします。

手番では、それら円で作られた範囲内のどれかにピースを配置します。プレイヤーたちは、その範囲内に入るようなものが何なのか、予想しながら答えを付箋に書き込みます。基本的には単語で、「ピーマン」とか「イルカ」とか。それを発表し、プレイヤーはその答えに対して、「はい」か「いいえ」か「わからない」で答えます。

それによって入る範囲が決まり、付箋を貼り付けて、見事ピースと同じ位置に貼り付けられれば得点できます。

これを繰り返し、一定以上の点数を獲得できたプレイヤーが勝利します。

ゲーム感想

ちょっと不思議な推理ゲーム。変則的なウミガメのスープというか、意外な答えが意外な人の答えに入っちゃったりして、笑いが巻き起こるゲームです。

最初はヒントのない状態から、どんどん答えで埋まっていって、わかってきたような、わからないような、そんな霧に包まれたような感覚がしつつ、けれども答えを考えていかないといけない。

簡単な答えでも、結構わからなくて、おしゃべりしながら遊ぶのにちょうどいいゲームとなっています。

3人で遊ぶ、というのもなかなかおもしろくて、どんどん答えが埋まっていきつつ、絶対に答えがわからない、ということはあまりないようになっています。バランスが程よく、ゲームとしてのテンポもいいので、もう一回、もう一回と遊びたくなってしまいますよ。

ただ、答えの設定がちょっとむずかしい。例えば「ネットにある」という答えを設定してしまうと、たいていはネットにあるよね、となってなんでも「はい」と答えちゃったり。人によって入る入らないがあったりも。一度テストプレイをしてみて、何周かしてみてから感覚を掴んで本番、というのがおすすめですよ。

ワード系ゲームの新訂版になるかもしれません。面白いです。

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